「聴こえる」を含む小説

風の中に歌が聴こえる。 いつも聴こえる美しい旋律の歌。 どこにいても聴こえるのに、どこを捜しても歌っている人間を見つけることが出来ない。 しかし、あるとき、霧生柊矢（きりゅうと…

幽霊など信じていない私に起こった謎の心霊現象は、私の知らない常識で解決される。

心の声が聴こえるようになってしまった、凛。 酷い先輩に騙され、傷ついてく。 それを救ったのは…。

遠くで虫の音が聴こえた。 リーン、リンと伸びやかに、途切れ途切れに聴こえる音色は夏の終わりと、秋の訪れを知らせているよう。 夏の騒がしさはなく、どこか物寂しげな音色が哀愁を誘…

COVID-19と名付けられたウィルスが世界に蔓延した日…終末の獣が解き放たれるカウントダウンが始まる。 人為的に造られたウィルスはなぜ世界にバラ撒かれたのか。 世界を壊したのは…

水泳住宅街で聴こえるもの、聴こえなくなったものがあって､､､ 私の、彼の水琴窟の中身は違くて､､､ 夜、夢、闇の中に潜っている

この物語に登場する人名、地名、は一切架空のものです。

青い鳥SNSで 「悪意に曝される生活に疲れ現実からの逃避を切望していたある日、往来の真ん中でピアノを弾く青年を見かける。不思議なことに聴こえる筈の音色は聞こえず、周囲の人々に至っ…

2014年春、個人HPで公開していた短編の加筆修正版です。 省吾と、幼馴染みの千紘のモノローグ。4話完結。 ショート・ショートで公開している「線香花火」の前日譚になります。 設…

富山のはるか 2015.12/11-13@上野小劇場 ＊小説ではありません。申し訳ございません。 ／／／／ あらすじ ／／／／ 八月に真っ白なクジラが降って、ホームランを打た…

学のない田舎の少女だったラズ、 鬼神の血を引く一族の末裔だという旅を続ける青年のティファン、 相容れない筈のもの同士がぶつかると、どんな音がするのだろうか 2人が出会って生まれた…

「殺伐感情戦線」の「霧」、参加作品です。 山の奥深くのとある村。かつて若い女性を生贄に治水を行っていたというこの村には、今でも「治水」の風習が残っている。それを執り行う「雨務」…

波浦高校に通う三年生の皐月真司はある日、成仏されず彷徨う女の子の声が聴こえる。彼女の姿は見えないが、「好きな人に想いを伝えるとか、青春感じること体験してみたいな」とお願いする。 …

聴こえる音域が極端に狭い、という聴覚障害を持つ岡崎天音と、自分に自信がない松坂貫、ふたりの高校生の友情ストーリー。

KAC2020：お題 「拡散する種」 ポストアポカリプスの世界で、ある青年が自分の人生を振り返る。 僕らの時代を彩ったVaporwave、「1999年」を経た時、それはどんな風に…

日常に疲れを感じたとき、あなたが足を運ぶ世界。 ここは、癒しの風が吹く癒しの地。 不思議な囁きが風にのって聴こえてきます。 ほら、今もすぐそこから……。 ──少し…

常冬の島ジマーにある不思議屋マドゥカに、春の訪れが遅いある日の夜、不思議な客がやってくる。その客はいきなり言った。「レティア・モリガンのスクラップ・ブックはあるか？」レティア・モ…

ﾀｲﾄﾙの意味はｲﾀﾘｱ語で (全てが聞こえてしまう私達)です こんな能力(ちから)いらなかった…… 他人の心の中なんて知りたくない!! 怜貴に出会うまではそう思っていた。…

風の唄が聴こえる……

　お嬢様育ちの咲桜と、捨てられていた所を咲桜に拾われた未来は、どんどん仲良くなっていく。しかし、ある日土地争いが起こり、咲桜は旅に出なければならなくなってしまった。未来は咲桜の帰…