見て、触れて、聴いて、愛して。

第1話 序章

後悔?

あるに決まってる。

怒り?

あるに決まってる。

悲しみ?

あるに決まってる。


素直過ぎたから。

信じ過ぎたから。

好きだったから。


次に待っていたのは、”恐怖”だった。

私の周りの人、全員敵になった。


あの瞬間、私は幸せの絶頂で、その次の瞬間、私は地獄へと堕ちた。


『誰か…助けて』


その時、あの人の声がしたんだ。

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