「眺めた」を含む小説

自然の風景を眺めていたら思い浮かんだエピソードです。

　山奥の林の中に、RPGのゲームに登場するだろう大きな屋敷がある。 　いかにも何かが出そう……、住み着いていそうと想像してしまうくらい、不気味な存在感。 　否、今も居住している…

ほのかは海を眺めていた。 いや、月を眺めていたのかも知れない。 センチメンルになったとき、現れたソイツはフニャリと笑ったのだった。

たまたま訪れた美術館で懐かしい香りのアロマキャンドルを買ったので記念に。 網戸のある日本で使うことはないと思うけど。 残酷かどうかわかりませんが、一応焼死の描写があるので残酷レ…

孤独な男子大学生。独り暮らし、両親は別居状態、単位ぎりぎり、親友は借りた金を返さない。小さな不幸もチリと積もれば山となる。そんな中、カフェで眺めていたネットの世捨て人サイトで「今…

異なる世界に召喚されたファッション社畜の坂谷駿也（さかたにしゅんや）が無双の力を得たので怠ける。 何もしたくないのに最強無敵、 存在意義をなんとなく考えながら世界を支配しない。…

転校が決まった、部活を辞めた。みんなに転校することは言ってない。 言わずに行くって決めたの。 放課後の教室から、部活を頑張る結城くんの姿を眺めて、思う、大好きだって。 結城くん、…

男は神様によって転生させられた。 しかし、異世界ではなく縄文時代で種族は杉。 ス○イツリーよりも高くならなくては人間に戻してもらえないらしい。 彼は慣れない種族に苦しみながら…

だいぶ昔。ふと思い立って、山へと足をむけたことがある。 紅葉のはなやぐ美しい道、その果てに白くおどる滝。日が傾くまでそれを眺め、帰り道はすでに暗く ――― そこで、彼らを見たのだ…

クラゲ専門店のお店にはいろんな人がやってきます。一日、一日、クラゲはただそれを眺めて消える運命です。人間は滑稽で、悲しくて、愛しい生き物だとなんとなく感じることができました。 …

社内一、男前の中崎透馬は女性に人気者だ。いつも女性社員に囲まれている。それを遠巻きで見ている、小森十子はふわゆる女子を演じているが、少しもモテない。そして彼女は見えないものが見え…

仕事でストレスが溜まってしまうゆめ。そんな彼女の癒しは庭にやって来る[猫ちゃんず]たち。休日は庭を眺めて癒しが来るのを待つ。 ただ、今日やって来たのは猫だけじゃなかった。 ☆毎回…

娘、美穂の音楽の才能が開花していきます。 （続3）淡い恋心・・・信子そして美穂 今年の夏休みは私の会社が契約している森の中にあるログハウスに行くことになった。ここは以前…

「ようこそ！ほほえみヶ丘希望の森キャンプ場へ。ここは自然あふれるキャンプ場。人が野生に帰れる場所。夜には満天の星空を眺め、野生動物たちのおしゃべりに耳を傾けてください。電波状況は…

　——海風。 　ボクはいま仰向けになっていて、空をぼうっと眺めていた。胸の上の帽子が飛ばされないように手に力を入れる。 　吹き抜ける草の匂い。ボクは思いのほかこういう匂いが好き…

鬱鬱とした気分で物思いに沈むこともなく、時間を無視して滔々と明日を思い描く。別の世界線の自分が果たしてくれているだろう未来に憧れて、今の自分で足踏みしながら指を咥えて眺めている。…

何百年と孤高の日々を生きた青年は、猟銃を携えた少女と廃墟の街を眺めていた。 青年は神に反逆し、身を滅ぼすことを決意していた。

かつて栄華を誇ったゲロムスの魔術師。彼らは滅び、魔術は力無き人間達へと受け継がれていった。 魔術を悪用する者達を取り締まる自警団「ファレオ」に属するミーリィ・ホルムとダス・ルー…

友人と花見に出かけた日に書き留めていた短歌たちです。 待ち合わせまでに目に入ったもの、花を眺めながら交わしたなんでもない話からつくった歌もあるので、桜に関係のない歌もあります。

10代前半から後半くらいの男子の視点で眺めた小さな出来事の数々です。 1話完結の短編。