「核兵器」を含む小説

「作者宛のメッセージはコメント欄で書けば良いぞい」 それが私の親代わりであった博士の、 切実なる言葉だった。 頭の後ろで一つに括った髪束から、 豆粒大の核爆弾を摘み取り。 …

【KAC20218】お題「尊い」 尊いとはなにか。尊くないとはなにか。 国の観光資源庁の依頼で、東京から5時間もかかる田舎へ、調査に来た調査官たちが出会ったのは、いまは滅びてし…

　俺の名前はタイラ・マサツグ。 　自分で言うのも何だが、抜山蓋世の大英雄だ。 　いや待ってくれ、別に誇大妄想のナルシスト野郎って訳じゃない。 　実際、俺はこれまで異世界転移を繰…

＜KAC20215　スマホ＞ ミキは友達と二人山の上の温泉に来ていた。そこで見たまぶしい光と共に台地が大きく揺れた。 日本が世界が終わる。残された人々は最後に未来に向けてメッセー…

僕の鍛え抜かれた体で放つフルスイングはありとあらゆる者を粉砕する。 核兵器により、魔界の扉が開かれ、“日本が魔界”で“魔界が日本”の状態になったよくわからない世界…… サイレ…

カフェ「マイルドデイズ」を営むシズとキナコはどこにでもいる一般的な仲良しコンビなのだが彼女たちの裏の姿を知るモノは暗い闇の世界に身を投じたどうしようもないモノたちだけである。 そ…

【地球人だけが理解する宇宙人の脅威。宇宙戦争の準備を一人でコツコツはじめる物語。……よし、お前、力を貸せ!】 　 ヒロシ（３２）異世界転生に伴い『世界視』と『コピー』スキルを手に…

1986年10月3日。ソ連の旧型原子力潜水艦K-219で大規模火災事故が発生した。 この物語は、それに引き続いて発生するはずだったメルトダウンを間一髪で食い止めた、 或る一人の少…

　ある日、地球は突然の異星人の襲撃にさらされた。 　地球のあちこちに落下した異星人＜ジャジュラ＞の宇宙船は街を破壊し、猛毒をばらまき、またたく間に地球人類の１０％を死滅させた。 …

2099年9月、ノストラダムスが予言した恐怖の大王が時が経ち現れた。それは環境問題や核兵器、隕石ではなく人の手で作り出したAI人工知能、メシアからの人類への挑戦だった。ネット社会…

かつて、この世界は死にかけた。 というか一度死んだ。 最大の原因としては核兵器の大量使用による荒廃、環境汚染であるが、それよりも一段階前の理由を問うならばＡＩの暴走が挙げられる…

　人類が核兵器という種を滅ばす力を手に入れた頃、それに呼応するように聖少女という存在が人知れず誕生していた。 　彼女たち聖少女ル・フェルは、核戦争が勃発した場合、地上の種を逃がす…

1920年代、英国ロンドン。この街に2人の少年少女とその友人たちが住んでいた。 バッグスはお国の為に働くが少年に対する1人の旧友の恨みが何度も少年を襲う。バッグスは、アリスと誓っ…

　　＜＜　あらすじ　＞＞ 　川本五郎は父が造った５倍体人間だった。川本五郎はいくつかの優れた能力を持っていた。川本五郎は外交官になり世界の各地で活躍する。物語は川本五郎が外務事務…

「この小説は、冷戦時代のアメリカを想定しています。 そしてずんぐりした機体の飛行機が積んでいたのは、敵国を一瞬で壊滅できる新兵器、テルマ。それはもちろん核兵器をモチーフにしてい…

とある女王国の王女さま。 豪胆かつ良識ある王女さまと非常識のお手本のような侍女たち。 おそらくは託宣に近い夢想で告げられた高天原を目指して道のりは十万里。 どういうわけか近代兵器…

僕の鍛え抜かれた体で放つフルスイングはありとあらゆる者を粉砕する。 核兵器により、魔界の扉が開かれ、“日本が魔界”で“魔界が日本”の状態になったよくわからない世界…… 人々は…

近未来、核兵器が衰退し代わりに人型ロボット兵器が出回った世界でのお話。 主人公、小人琥太郎は春から高校生だというのに身長140㎝以下の超ミニマム男子。ロボットのパイロットになる…

類人猿から始まり現代に至るまで、“ヒト”は争いが尽きない。 磐造狒々命（いわつくりひひのみこと）は“石”に宿る神である。 彼の柱は、最近大陸からきた鋼玉土神（はがねたまつちのか…

論外次元。 それは科学や魔法に留まらず、この世界で発生しうる凡ての事象を影響する最高次概念。 第三次世界大戦を経て、人類はその概念を理解し、さらに論外次元を干渉できる機械「調波器…