「命日らしい」を含む小説

今日は妻の命日だ――。 妻が亡くなった悲しみが未だにぬぐえない喫茶経営者の立花のもとに、雨でずぶ濡れになった若い女性が現れる。彼女を店で雨宿りさせてあげることにした立花は、迷った…

アップしたブログの内容に呼応するような気がして立ち寄ってみると、やっぱりジョン・レノンの命日ゆかりの店名で……。

高菜めいの日記、一応2章です！ なんか面白そう！の一心で雑に入学した新しい学校、今日も可愛い大好きな女の子達、理解できない大人たち。勉強したくない！働きたくもない！やる気がないか…

十年ぶりに友人を偲ぼうと、今更事故現場に花束を手向ける男が懐かしい怪異と会う話。

大学生の少女・八坂和葉は、自身に取り憑いた亡霊・シキの力により、最愛の少年・深山夏樹の命日が近いことを知る。 愕然とする和葉に、シキは人の寿命を取り替える儀式――『死期渡し』を行…

ある日、日記帳に自分の命日を告げられた男子大学生の話。そんな彼は死ぬまでにどう過ごすのか。 コメント、アドバイス等待ってます！

父を亡くし悲しむ少女の前に突然現れた、くまのぬいぐるみ。 名前はカズミチさん。 少女の父の命日にハチミツを携え、参観日にも現れるカズミチさん。 果たして、カズミチさんの正体とは…？

男は１人、１０年目の親友の命日に墓へやってきた。ずっと親友が何故死んだのか、それだけを探し続けて男は生き続けてきた。そして──それを手放すことに決めたのだった。

父は、私が高校一年のときに他界した。 私にとって一番の肉親だった父。 私にはやさしかったけど、きっと父は冥界では地獄行きだ。 でもどうか、向こうで元気でいて欲しい。母と仲良くや…

星が大好きだった幼馴染の彼。 だが、彼は不運にも８年前に事故で息を引き取ってしまう。 彼が亡くなってから毎年、命日に決まってメールを送り続ける主人公。 ふたご座流星群の見えるあ…

死神少女はこう告げた。 『お前は今日、絶対に死ぬ』と。 僕はこう思った。 『この人、滅茶苦茶かわいいな』と。 これは＿＿＿僕と死神の、ほんの数時間の奇異で奇妙で奇怪なデートの一幕…

高校生の頃仲良しだった親友と、当時付き合っていた元彼。いつも3人で遊んでいた。 卒業して数年後 共通の友達から聞いた話は、思いもよらないものだった。

　毎年恒例の家族での小さな夏休み。７月の上旬に一年一度、母の実家へ２泊３日で遊びに行く。目的は２つ。 　１つ目は、お祖父ちゃんの命日。 　２つ目は、家族で楽しみにしている『アレ』…

七年前に恋人・畳野夕菜（たたみのゆうな）を飛び降り自殺で失った青年・竜胆秋夜（りんどうしゅうや）。 彼は夕菜の命日に彼女が自殺した橋に足を運び、そこで自殺をしようとしていた少女・…

　世界樹が燃え尽きた。小さいとは言えどひとつの世界を司る神だった世界樹。最期は根元に抱えた世界と共に塵芥となった。 わたしはもう何も感じないよ、何よりも大切だったのに。 俺は胸が…

「もうすぐ藍ちゃんの命日だね……」 僕、香月恵一（かつきけいいち）は都内の私立大学に通う十九歳。 田舎の姉から六年前、急逝した幼馴染みの二宮藍（にのみやあい） 彼女の七回忌を…

煙草、呪いから5年後の話。 漆間陣(うるま じん) 『煙草、呪い』の『俺』 煙草が吸えなくなったのでココアシガレットを咥えている。命日に毎年電話をかけていた。 一之瀬桜(いち…

カクヨム誕生祭2022 第十回目のお題で描いた「真夜中といえば」（以下） https://kakuyomu.jp/works/16816927861900193641 の作中に隠…

幼なじみである北川真梨恵の命日に居酒屋に来た俺は、焼き鳥を注文する。 そこで、生前に彼女が好きだった食べ方でつくねを食べてみた――。