「卑弥呼」を含む小説

邪馬台国と日本神話を糾える縄のごとく織り交ぜた時代劇を描きます。 本作品では神話の雰囲気が濃厚に漂いますが、ファンタジー物ではなく、歴史物として時代考証的な辻褄を取った設定に拘り…

古代中国の文献魏志倭人伝に、神道により民を惑わしたと記されている邪馬台国の女王卑弥呼。 宮殿内に千人もの従者を置きながらも、その居室には国政を補佐する弟のみが入ることを許され、彼…

「スサノオは女装している」 歴史学科の学生、別府健吾は、造形屋平城久秀が造ろうとしているオリジナル造形作品のアイディアを聞き、あきれた。 あり得ない設定を許すわけにはいかない健吾…

鉄器文明と言うと、得てして鉄鉱石産地と製鉄文化ばかりが着目されますが、実は石灰石の利用技術も重要です。石炭もそうです。 こう言う視点で考えると、邪馬台国九州説はソレっぽいのです。…

小野宗家を滅ぼそうとした源斎の乱から四年余り。世は明治になり、急速に変わりつつあった。時代に置き去りにされた者の怒りが、世を乱そうとしていた。 この作品は小説家になろうにも掲載…

　古事記に記された神武東征は現実の出来事だった。その途中に筑前に一年間滞在したことは注目すべき点である。なぜなら、それは女王卑弥呼が治めた邪馬台国の滅亡を意味しているからだ。他サ…

邪馬台国の宮殿が英彦山（日子山）にあったという仮説に基づき、邪馬台国九州説と畿内説、応神天皇東征説、そしてなぜ邪馬台国が歴史の表舞台から葬り去られたのか、その謎を探るお話を、現代…

卑弥呼の末裔の邪馬台国を父母が倒し、その太子タケルが倭国王旨となり筑紫王朝とよばれた。それは、まさしく日本の夜明けであった。

小説「豊の国の姫巫女たち」を書くきっかけとなった、随筆です。 いろいろ調べていく内に、宇佐神宮の成り立ちにも関係していることに気づき、しかも宇佐神宮には元宮と呼ばれる薦神社があり…

　これは１８３０年前の弥生時代から現代に時空を超えてやってきた、後に卑弥呼と呼ばれる少女と、彼女と入れ替わりに過去の世界に飛ばされた女子高生、速水沙織の物語である。 　倭国大乱の…