奇説、邪馬台国は九州に有った!

作者 時織拓未

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★★ Very Good!!


未だに所在地が絞りきれない幻の王国、邪馬台国。
北九州こそがその本命だと主張するカクヨムでは珍しいガチ論文です。

その根拠は資源。朝鮮半島との貿易によって鉄製法の基盤を築き、向こうの国とWin-Winな関係を結んでいたのではないかと…作者さんは睨んでいます。更には弥生時代にはもうコンクリートを作っていたのではないかと、話は飛躍していき…論文でありながらとてもユニークで楽しく拝見させて頂きました。

とくに面白かったのは、読者の反論をきちんと想定しており その答えをキッチリ説明しきっている所です。
短文でありながら緻密な構成によって書かれているため、「成る程なぁ」と納得せざるを得ないでしょう。
秋の夜長に、知的な歴史ファンタジーは如何でしょう? オススメです。

★★★ Excellent!!!

卑弥呼の統治した邪馬台国の話です。

コンクリートと煉瓦の由来が、もう、ここにあったとは、素晴らしき説です。

ツーバイフォー工法に近い、簡易な建設もあり得たのではないかに、驚きました。

最先端ですね。

理路整然と書かれています。

確かにそうかと頷いてしまいます。

九州説強し。

おすすめです。

★★★ Excellent!!!

これは学説ものと言えばよいのか。

『「あなたの街の物語」コンテスト』の応募作をそれほど多く読んだわけではないですが、読んだ範囲では掌編ものだったりエッセイものだったりしました。ですがこの作品は一味違います。何せ読んで「へぇーなるほど!」と唸ってしまったほど。邪馬台国九州説の新説として納得させられた内容でした。確かにコンテストの趣旨である日本各地の魅力が含まれた作品ですね。

新説による歴史ロマンはいかがでしょうか。