「切り札は……？」を含む小説

　そこは神が実在するとされる世界。人類が危機に陥るたび神からの助けがあった。 　神から人類に授けられた石版には魔物と戦う術が記され、瘴気獣と言う名の大敵が現れた時、天成器《意思…

　カイル・リシャール第二王子は嫌われ者だ。 　小柄で太い体型に、醜い容姿。 　誰もが使える魔法が使えない無能ということも、周囲の嫌悪感を煽っている。 　そんな彼が、ある日父…

戸崎雄大は野球エリート家系に生まれた高校1年生。しかし彼はやっとのことで強豪校に入学したのに野球部の入部試験に落とされてしまう。 もう野球など辞めてしまおうかと雄大が落ち込んでい…

　全ての魔術師が持つ、自分だけの魔法が記述された魔導書、『原典』。 　ページが埋まっているほど魔術師として成熟しているとされる中、魔術学院に通うフェイト・レイノーンもまた、原典…

「おい、ミオ！　また勝手に事務所の金で暴飲暴食しやがったな！　さっさと死んで、保険金寄こしやがれ脳筋バカ女」 「おっと、刃が滑った。惜しい、もうちょっとで今帝都で流行りの頭部除去…

『ガチガチに装甲を固めた戦車（タンク）が、機動兵器に引けを取るはずがない！』 そんな浪漫思想に取り憑かれた主人公・宇野沢慶は、高速の人型機動兵器『ルノホート』が支配する戦場に殴…

【とても長い話になります。「黒き森の鎮魂歌」で挫折した人は読まなくて構いません】幾つかの始まりがありました。人間演算器メロウによる実証実験。その準備であった賢人会議とその顛末。そ…

　引きこもり気味な魔王の次男オルブルは、ある日兄達が起こしたクーデターに巻き込まれて命を落とした。 　しかし、一か八かの賭けに出た忠臣の魔法で転生を果たし、ダークエルフとして新た…

統一歴3654年、前大戦から 100年余りしか平和が続かなかった… 条約を破り突然侵攻を開始した帝星軍は次々に星々を陥落していった。 戦線縮小に苦慮する民政軍はついに切り札の特殊…

開戦から六年が経過した世界大戦。 帝国は全ての戦線において劣勢に陥っていた。 　その戦局を挽回するために投入された国防軍の切り札部隊があった。 部隊名は【帝国国防軍直属第701…

あなたは、手紙を書いたことがあるだろうか。電車にでも乗れば、視界の一面がスマートフォンで埋め尽くされる現代。直筆で想いを伝えることは、物珍しくなってしまった。しかしそれは、大事な…

--- ※最終更新がかなり前ですが、実は最近書き溜めが順調に進んでいるので、近々近況ノートの方で更新計画など公開できればと思っています。 --- 　それは異世界エルリアからの侵略…

異世界転送の最中、何故か女神を差し置いて仕切る男がいた。 第一勇者の男は女神からあらかた説明を聞き、自分の都合に合わせて他の勇者を誘導する。 世界を救う神の切り札が、結果的に…

若い芸術家に資金援助する個人投資家、エンジェル・リード。膨大な資産とコネクションを持ちながら、その正体は謎に包まれていた。 彼等は正義の味方なのか、悪の枢軸なのか。 舞台は、…

（なろうにおいて、ローファンタジー日間週間月間２位突破しました！） 　日常的に怪獣が襲来する２０３０年の現代。日本も例外ではなく、防衛組織≪特生対（とくせいたい）≫を各地に配置…

伝統の一戦 ヤンキース対レッドソックス 場所はレッドソックスにとってのアウェイ ヤンキー スタジアム レッドソックスの守護神リッキー スタインバーグはピンチを招いていた …

クラス転移で召喚された異世界。そこには魔王を倒す切り札、「聖剣グラディウス」があった。 資格なき者が抜けば腐り落ちるという聖剣が、真っ赤に染まり崩れ始めた。 聖剣を抜いたのは誰だ？

　前勇者との戦いで敗れた魔王が、２００年ぶりに復活をした時、伯爵とメイドの間に生まれたミロウクは、魔法属性が無く、"重ねる"と言う前例の無いスキルの為、伯爵家を追放された。 冒…

ついに迎えた混沌の具現カオスとの最終決戦。しかしカオスにはあらゆる武器や魔術が通用しない。切り札である聖剣が封印され、万事休すかと思われた。 しかし、本当の切り札は聖剣ではなかっ…

なんで今、その最後の切り札を使っちゃったの？ 老魔道士にはそう呆れられてしまいながら、俺は前線からは退いた。 十年後にそんな俺の前に現れたのは、その時、助けた女の子だった。