「雫」を含む小説

ある日、黒猫を拾った雫川琴音。部屋から脱走した猫を追っていくと、たどり着いたのは夢乃屋という魔道具を扱う専門店。「こんなに早く後継者が見つかるなんて。ほっとしたわ」「この店の主が…

綺麗だけれど不穏の雫を一筋垂らしたような物語を、140字ピッタリで紡ぎます。 残酷な童話風のダークファンタジーが多めです。 毎回ではないですが、BLやGL、人外、異形化、状態異常…

花果（かか）の国。 それは、エートル峡谷を越えた断崖群の向こうにある、絶対君主制の小さな国。 陸の要塞とも言える立地のためか、独自の文化を持ち、王権神授説に根付いた宗教の盛んな王…

突然故郷を奪われた少女・灰白が復讐を誓い仇の国・風月の城に潜む話。故郷を奪われた少女・灰白は避難の果てに辿り着いた森の中で世捨て人のような青年・朽葉に出会い、故郷襲撃の話を聞く。…

老いていくだけだと悲観していた日常に一滴落ちた雫が段々と波紋を広げて行く様を、40代以上の年齢の方々に追体験して頂けたら、嬉しいです。

誰もいない放課後の図書室、図書委員である彼にとって、そこは絶好の昼寝スポットであった。 いつものように椅子を並べ、至福の一時間を過ごす。が、途中夕日のせいで目を覚ますと、そこには…

桜の散る中　――　僕は舞い戻る 伊吹タケルは二十五歳で、死の床にいた。タケルには、十年前に告白されて交際を始めた彼女、夕凪雫がいた。 毎日のようにかいがいしく、見舞いに来てくれ…

　主人公シドは魔法を使えない無刻子だ。 　幼い頃に見た背中を目指していたが、その事実が冒険者になる夢を閉ざした。もう一つの夢であった魔物解体師になるために師匠の下で学び、シドはよ…

女子高生と小説家の男。男のアパートで雨宿りする郁は男と体を重ねる。言葉で伝えても欲しいものが手に入らない。

夜邑チカ（よるむら・ちか）は、自分にとって有害な人や物をいつも「毒」に例えていた。 支配的な親は「毒親」で、チカを執拗にいじめるクラスメイトたちは「毒女ども」、それを無視する先…

俳句・季節の二十句

雨と歌が苦手になった僕と雨と歌が大好きなままの彼女。そんな2人の8日間の雨の物語。

美大進学を望みつつ、周囲になかなか言えずにいる高校生の雫。 ある晩、自宅の納屋に灯りが点いているのを見つけ近づいていくと、 そこには父の姿が。 父は美少女キャラのアバターを纏い…

　雫は、花火に告白された日、好きだと言えなかった。「私も」と。 　恋人になって3か月――未だ、好きとは言えていない。 　それが花火にもたらした、痛みがあった。

飴川雫《あめかわしずく》は生まれついて盲目の孤児である。カツアゲに来た三人組を『喰らった』ことで視力を獲得、新たな生活に馴染もうと努力するも、その後クラスメイトの少女、坪内葡萄《…

＜登場人物＞　　 ●滝川春。25歳。雫丘出版　晴海部署　女性編集者 　彼女は、３年前、仕事の取材の帰りに突然気分悪くなった。 　そこを名前も知らない花屋の男性に助けて貰った。 　…

花ヶ前天夜(あまがさきてんや)、神夜(こうや)、翔夜(しょうや)の三兄弟と隣人の水鳥川雫(みどりかわしずく)の日常の話 殺人が毎日のように起きてしまう世界 殺意増幅障害の話　殺意…

日々思うことや、感じていることなどを つらつらと書き綴る詩集です(笑) テーマは片思い、友情、家族、自然に関することなど、 思いついたら色々綴ってます😀 気に入って頂けたら私も…

女子大生の「雨野 雫」（あまの しずく）は、うだつの上がらないミスターと呼ばれる 大学教授「水田 論利」（みずた ろんり）に半ば強引に、好きだと告白・・・で、 なしくずしに彼女に…

不思議な鳥が空から落とした雫。キラキラ光る雫が落ちた場所に幸せが訪れる。そんなお話。