「言の葉が」を含む小説

この子に恩恵があらんことを。 芽吹いた葉が繋がり合って、いずれ花や実をつけるように、思いを込めて言葉と言葉をつないだら、それが誠となりますように。

Twitter企画をキッカケにでやってみた詩。 「誰かが物語っぽいタイトルを考えて、誰かがそのあらすじを考えるトピ」（https://estar.jp/bbs_topics/3…

人と関わるのはもうやめようと思っていた主人公が、結局持ち前のお節介焼きの性格が直らずに人助けをしたところ、罠にはまって死亡。 二度と目が覚めることは無いと思っていたのに、再び目…

　時間《とき》は流《なが》るる　 　かちかち　と 　柱時計の　音よ　響きて ✾　✾　✾ ▶お題：「価値」「アナウンサー」「ライト」 ・この三つのキーワードを作品本文中に『文字で…

とある夏の日の夕方、僕と祖父はとある約束を交わす

悪口と悪魔のお話。

どこかの星の誰かが、騒がしい星に向けて、夥しい数の何かを放った。その頃、その騒がしい星では、核兵器の開発競争が激化していた。競争の中心は軍事国家キャレモンと科学の国バイロン。ある…

これは、ただひとり、貴方に宛てた言の葉。

【予告編】 四季を彩る景色たち 春の風に桜が吹雪き 夏の熱に匂いが立ち 秋の景色を色が染め 冬の空気に色が乗る ■春夏秋冬～桜吹雪・夏匂う・秋染まる・冬の色 季節を巡る言…

掌編〜短編。ほんのちょっとの空いた時間に読める小説集。

世紀の祭典の夜。 猫が箱の中で微睡み、静かな街とは裏腹にテレビは華やかな祭典の映像を流す。 眺めるスマホには言の葉が舞っている。 時代（次期）という名の箱の連なりと、魂の葉…

『物語の結末』は言の葉の世界で生きることを選んだ、私の古い友人だ。言葉になったあとも、私たちの友人関係は続いている。時折、脈絡もなく現れて、物語の結末について、私に語りかけてくる…

五・七・五の句と七・七の繰り返しをひとりでやってみる試みです。 いろいろ式目（ルール）の多いことですが、つけていくことに重きを置き、他はゆるく詠みまする。 三十六歌仙にちなみ、三…

一年間書き溜めたショートショートを編集し、構成します。 毎日、１日２回更新します。 朝７時は出来るだけ新作で、夕方６時は旧作でいく予定。 （第１話のみ、１２月１日１２時過ぎ更新で…

緑と活気溢れる明るい町。行き逢う人々の笑顔は日常、どこからか聞こえてくる挨拶は時間を知らせる合図。平和そのものと言えるこの町はかつて生きとし生けるもの全てを苦しめる澱んだ空気と毒…

ただ気軽に言葉を投げ入れる用の籠です。

大学で「人物」を題材にして短篇を書け、という課題を出された時に書いたものです。 散る花のように綺麗な話を書きたくて、できるだけ言葉を厳選して書きました。 舞台は公園。花を描いて…

　熱にうなされ喉の痛みに堪えきれず、苦し紛れに頭に浮かんだ、切れ切れの言の葉の書き散らかしです

　高校三年の井川千春は、卒業式を終えた午後、深く悩み、苦しみながらマイクを持っていた。 「もうちょっと、なんか感情的に。上手くなくてもいいのよ、それだけでいいからさ」 　世界一の…