「紙切れ」を含む小説

お金ってなんで価値があるんですか？ 人の顔が書かれた只の紙切れじゃないですか？ 「アナタは神様を信じますか？　」 と聞かれて「信じてません。」と言う人は居るかもしれませんが「お金…

王宮に勤めるエリート文官の家で住み込み家政婦をすることになったロミだったが、就職初日にとんでもないものに出くわした。 赤黒い色で「ゆるさない」と記された紙切れ。 全身黒ずくめの主…

　顔の見えないコミュニケーションについて、エッセイ風の短編です。前後編、クスッと笑っていただけましたら幸いです。 　小説家になろう にも投稿しています。

天才的な顔面偏差値を誇る女子高生「如月美依」は日々に退屈を感じていた。 全てが紙切れ同然にしか見えない彼女の元に現れたのはミステリアスな男子高校生「百目鬼凛」だった。 これは百目…

三坂第一中学校2年生、三島海斗。 空想好きなぼくは、本の中で「「ぼく」の人生以外」の人生に出会うことで、なんとか、日常を彩っていた。 そんなぼくは、夏のある日、図書室で 見慣れ…

区切る。区切って区切る。それはよくある一枚の紙。丸められてゴミ箱に投げられた一枚の紙。適度に捨てなければ溜まりに溜まって溢れてしまう。

熱を出して意識朦朧の中、僕はどうやら家事代行サービスを利用していたらしい。 KAC2022参加作品。 第9回お題【猫の手を借りた結果】 ©月音

約16年間家族に酷い扱いをされてきた幸(こう)。 ある日、父親から家を出ていけと言われ、紙切れを渡された。 紙切れに書かれていた場所で待っていると、幸の従姉弟と名乗る灯音(あか…

拙者、お仕事大好き侍でござる。始発電車に乗って出社してみたらあらステキ！上司と社長、それに労働管理局の局員さんがお出迎え。面食らった拙者に突きつけられたるは国からの紙切れ一枚。働…

一学期の終業式の午後、主人公緑川一心は絶望していた。 自他ともに認めるがり勉の緑川。 彼の努力はたった一枚の紙切れに否定された。 破り捨てよう、この世のすべてを。 手元に残っ…

2020年10月の作品です。

綴られた物語のその近くに散らばる断片たち。ノートに記された設定、確定された本文テキスト、名称未設定のメモ。散らばる紙切れのメモの紙片に、必要とされずに丸めて捨てられた物語。そんな…

1話完結型作品です。 これは“Crow and Eagle”の前日譚。 なぜ彼は‘鷲’と呼ばれたのか？ Susarmo Manadou、彼の生涯の断片は今や数枚の紙切れと、彼と…

卒業式前夜、お世話になった友達に向けて手紙を書いていた。 数々の思い出を振り返りながら、少し震えた字で。 書き終えて、一枚、余った便箋を眺める。 「ちゃんと余らないようにし…

俺と幼馴染は仲が悪かった。幼馴染はいつもわがままを言って俺に絡んでくる。俺も冷たい対応をしてしまう。 それでも、学校の遠足の時に昔みたいに少しだけ仲良くできた。そのまま仲直りでき…

お金についての風刺のショートショート

彼女は怪しい一枚の紙切れから新しい職場と〝運命的〟な出会いをした。 そのサガシヤという小さな事務所は「何でも探す」ことを生業としている。ネット中毒者の警備員。看板娘の女子中学生…

普遍的な小学校生活を送っていた私は、転校を転向に、万引きやら殺人やら誘拐やら、仕舞いには地球滅んじゃったーみたいなアグレッシブで血腥い事件に巻き込まれる波乱万丈ストーリーですわ。…

紙って本当に大事だと思うんです。 道端に落ちてる紙を、貴方は拾いますか？

春といえば花粉の季節。欲しいんだよねあれ。そもそもあれってこの時期以外でもに何気に役に立ちますよね。そう配り用のティッシュです。それがきっと一人一人の人生のかけがえの無いものにな…