「指」を含む小説

「我が宿敵！！　あなたに、私の夫となる権利をあげるわ！！」 　一人の女が赤面しながら男を指差し言う。 　そう、王国騎士『マルクエン・クライス』は、敵対していた魔剣士の女『ラミ…

「5秒が私を変えた――音と色が紡ぐ新しい自分の物語」 描けない。弾けない。自分には何もできない――そう思い込んでいた大学生の奈央。 美術館での偶然の出会いと、スマホで目にした「…

長い指で煙草を灰皿に押し付ける仕草は 何故か色っぽくて 「＿＿＿＿なにちゃんって言うの？」 目が合った瞬間ねっとり絡まるように 囚われたような気がした。

あらすじ： 柊 桜(ひいらぎ サクラ)が高校で出会い、仲良くなった天彩 玲(あまいろ レイ)はやけに体に触れてくる。サクラは体がぽかぽか暖かいから！　とまるで言い訳のように口にし…

息白く手袋脱いで触れた指青春だけが切り絵のように 【十首連作】切り絵のような青春 ※第16回空色杯応募作 お題「立冬×ホリゾンブルー」

後ろ指をさされないよう気をつけて生きましょう。

盲目と指の欠損という二重苦を抱えた、ピアニストを目指す美少女。ふるさとの町で見つけたピアノ教室で、自分の音楽に苦悩する講師の青年と出会う。熱心な指導のなかで、いつしか忘れていた音…

幻を見てしまう、または見れた人たちの話。短編集。

読み方：みるすわるみるぶらんこ EDENシリーズ　長野編（時系列的に第１作） 諏訪湖に浮かぶ遺体。遺体からは左手薬指が切断されていた。湖の周辺の４つの美術館に展示された人間のよう…

侯爵家の娘でありながら、剣の腕を見込まれて王女の護衛騎士になって十年。王女が外国に嫁ぎ、そろそろ独り身で生きることを考え始めたジュディットは、酔った年下の第三王子ルシアンに冗談で…

俺の指が三本しかないのが気になるって？ じゃあちょっと昔話でもしよか。酒の肴になるか分からんけど。 自主企画、【三題噺】「子ども」「木枯らし」「祭りの後」によせて。

ある日突然、異世界に飛んできてしまったんですが。 しかも、私が神様の子供？ いやいや、まさか。そんな馬鹿な。だってほら。 ……あぁ、浮けちゃったね。 ほ、保護者！　保護者の方は…

小学生の頃、氷室珠火という女に初恋をした。 その女は可愛くて、小さくて、私の後ろに隠れていつだって応援してくれた。頼りにしてくれる。 つけあがった私の傲慢は最後の文化祭の失敗とい…

主人公の夢見 現(ゆめみ うつ)は高校2年生の女子。 父親の不倫で両親が離婚し、母親のもとで暮らしていたが高校1年生のときに母親がストレスにより心を壊してしまう。 そして母親が失…

神村十七夜は、女子高生でありながら業界でも五本の指に入る凄腕ボディガードだった。 ある日、ボディガードの仕事を終えた十七夜がホテルの部屋に戻ると、そこには〝恐い人〟たちに追われて…

　前略、このページをご覧いただいている全ての皆様へ、まずは心から感謝を――。 　この作品は、西暦２１６８年４月から、１１月にかけて私が執筆した、文字で綴られる”彼等”と、それを…

張り詰めていた糸が切れたのは、夫の葬儀終了直後のこと。 夫よりも遥かに私と齢の近い夫の連れ子は、優しい息子の仮面を自ら外し、私に指を伸ばした。 2022.3.23／魔法のiらん…

悠斗はクラスの人気者で、誰にでも優しく接する姿が周りを惹きつけていた。美咲はそんな彼に惹かれつつも、自分が彼に近づけるわけがないと感じていた。 ある日、放課後に美咲が図書室で本…

ネタバレ 「薬と指」 【薬指】 それは分かる ソレは別れる ただ其れだけ そんな簡単じゃないね!

アイドルの細い指が絡め取った肉塊。大口を開けて彼女は歯を突き立てた