「夜話」を含む小説

オムニバス形式のショートショートなストーリーです。 かなり不定期になりますのでご容赦を…

教皇ユリウス二世の命によって、システィーナ礼拝堂の天井壁画を制作することになった天才ミケランジェロ。 それは、彼の想像を絶する難行だった。 壁画制作を進めるうち、いつしか彼の心は…

　何かにこだわり、そして憑りつかれた彼らの性癖、フェティシズムにまつわる夜話を不定期連載でお届けします。読み切り連載の短編集です。（当初は全５話の予定でしたがもう少し続けようと思…

大門をくぐると目の前に広がるのが、仲の町の大通り。 大通りとはいっても、両側には引手茶屋が軒をならべ、夜ごと花魁道中が繰り広げられる吉原の大広場といってもいい。 毎年の恒例行事の…

目には見えない命綱ひとつで『異界』へと潜っていく死刑囚Ｘ。 今日も「私」はディスプレイを通して彼の視点を共有する。 ……時には『異界』を垣間見、時には他愛のない言葉を交わす。 Ｘ…

友人の不思議な夢が下敷きになった小説です。 プロットは友人が考えてくれました。そこに細部を追加し文章化したのがこの作品です。 二重の意味で夢小説と言えるかも。 一応レーティングは…

時は幕末、舞台は華やかなりし大阪新町遊郭。太夫になったばかりの夕霧は、置き屋に出入りする、瀬名と言う女衒に恋をする。果たしてその思いは叶うのか──

美人画は上手いが冴えない絵師の八広が絵仕事で出会った、天女のような遊女、天真爛漫な遊君で役者…。どちらもその本性は「翠(あお)」という名の一羽の鴉。人の世に潜む「呪」に縛られたも…

前作と同じく「行き場のないアレコレを逃がす装置」としてのダダ漏れエッセイです。 構成なし、オチなし、推敲なしの”３ない主義”で、どうでもいいことを言いっ放しで終わります （汗）…

生きた人間はしばしば既に死んでいる。 ぼくらは３発目の新型爆弾で死んだ幽霊から生まれた幽霊で、此処は生まれながらに葬られている半死人たちの世界――もうひとつの〈東京〉だ。 この…

本作は筆者が影響を受けたライトノベルについて振り返る随想集です。 取りあげる作品はメジャー・マイナーは問いません。 とりあえず雑に語っていきます。 自分がどのように影響を受けたの…

　冴えない大学生である「私」が部屋の片隅に腐った玉葱を見つけたとき、「私」のカレー道は始まった。食、哲学、思想、歴史、あらゆる人間文化の総体としてのカレー。カレーを極めることこそ…

甲州の在から江戸に出て丁稚奉公からはじめた安兵衛は、じぶんで古着屋の店を始めて財をなした。 ひょんなことから二人の妻を持ち、得意の絶頂にあったが、やがて夜の生活が思うにまかせなく…

色街で起きた事件を捜査する為に青年達がお店で働いたり働かなかったりする話。 ↓登場人物 アズラエル……色々あって昔男娼をしていたことがある。 希……今回はいつもより役立…

深夜、迷子、2人で散歩

時に、西暦2031年。　 優柔不断の女子高生・證大寺《しょうだいじ》キョウカは、ある夜、クラスメイトの理系男子・水城《みずき》ユキと互いの秘密を共有してしまう。彼に誘われるまま打…

江戸寛政のご改革のさ中、高位の僧侶、侍、町人たちが次々と糞尿まみれの辱めを受けて非業の死を遂げる！ 持てる者たちへの貧者の意趣返し？ はたまた正義の使者による無差別殺人なのか？ …

短編（？）を供ｙ……まとめていきます。 話の前後に、概要説明の前書き、解説の後書きをつける予定です。 概要説明と本編が異なる場合があります。 基本的に、独立した話になっています。…