「ショートショート 切ない」を含む小説

彼女はいつも泣いていた。 けれど、翼を得て飛んで行く。 小説家になろう・Nolaノベルにも掲載しています。

少女の下駄箱に入っていたのは､手紙｡

「あなたが好きです。僕とつきあってください」 高校２年生の夏、ずっと大好きだった佐藤くんに告白された。 明るい女の子カナには、何故か友達がいなくなっていた。 そんな時、救って…

日常と非日常が溶け合う街で起こる不思議な物語を、あなたに。(短編集)

とある女子高生の話

やりたくもないマラソン大会。 いつも同じ足並みで走っていた幼馴染の二人。 しかし、とあるきっかけで二人の足並みは不揃いになってしまう。 月日が流れると共に、揃わなくなった足並みは…

才色兼備で人当たりも良い、非の打ち所のない柴乃の友人は、学力も見た目もいまひとつな陽菜という少女。一見、完成された柴乃が同情で陽菜と一緒にいてあげているのだと周りの全員は思ってい…

春の終わりの暴風。何だか怖くて、何だか切ない。

柴田 恭太朗さん企画用作品 三題噺「音楽」「雷」「窓」 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330655741965162

　一人きりは嫌だった。 　だから私は、頑張ったのだ。 *:..。♡*゜¨゜゜·*:..。♡*゜¨゜゜·* 　　他サイトにも掲載中 *:..。♡*゜¨゜゜·*:..。♡*゜…

最後の夢

【地の文が無いSSです】高校の卒業式を終えた幼馴染のハルとタクミは、いつもの公園でいつものように肩を並べ、お菓子を食べながら高校生『最後』の時を過ごす。

　読み切りの作品になります。 　大ヒットした名作『千と千尋の神隠し』と、陶淵明（古代中国の詩人）の『桃花源記』からヒントを貰い、創作してみたお話です！ 　もし良かったら、読ん…

日課通りに窓を開いた私の目には、いつも『彼』の姿が見えていた。 毎日同じ場所、同じ時間に現れる『彼』は、今日も同じ場所を見上げている。 それは、私も同じで――― 『彼』と私。 共…

『会いたい』 ５年前に別れた元カノからの連絡に、今更とは思いつつも別かれて以来、彼女がいない現状と元カノとの懐かしい記憶が蘇る。もしかしたら、あの頃のように戻れたり、なんてこと…

KAC2023参加作品 第二回　お題：ぬいぐるみ

私は待っている。 あなたがくれたぬいぐるみと一緒に、あなたが帰るのを……。 約束したよね？ 「必ず帰る」って……。

民夫が一四歳のときに一目惚れをした可愛らしい女性。 告白は報われなかったけれど、生涯に渡って二人は何度も出会いを繰り返す。

幼い恋。 いけない恋。 切ない恋。 貴方は。 恋、していますか？ 若すぎる。 遅すぎる。 それとも？ いえいえ。 恋は。 永遠です。 今宵は。 貴方の心の中を。 旅をし…

要職に就いている男が不思議な現象に依って惹き起こされた郷愁と、全てがひっくり返るラスト近くの一行。