「そしてホラー」を含む小説

　退屈そうに生きていた男子高校生・北条の日常は、ある日《感染者》と呼ばれる存在によって壊された。世界各地で生きた屍が起こす混乱の渦中、北条は青い目の男たちに出会う。月峯と雪白と呼…

車が故障して、わたしは川岸で一晩過ごさなければならなくなる。その夜、川のむこうで大きな火事があった。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

『…焔の美しさを知ってしまった……』 私たち、人間と言う生き物は実に種火とよく似ています。一見しただけではそれがどれほど恐ろしいものなのか、どれだけの可能性を秘めているのか理解す…

已むに已まれず飛び込んだコンビニのトイレ、そこで遭遇した怪異とは…… 。 実話です。

桜が散る春、成と紫帆は出会ってしまった。 会った以上は離れがたい。その瞬間、運命が転がり始める。 これは二人が皮を剥ぐまでの１年の愛の物語（頭弱。 （全45000字） 極力グロで…

これはミステリー東路大治郎が体験した怪綺談の一つである。 　彼は５月のGWの真ん中で高校時代の旧友に飲みに誘われて彼らと会う。その席で聞かされたのは、旧友の大智の家が現在、呪われ…

「エリカは最近ホラー小説にハマっていた」から始まるホラーショートショート。ぜひ。

幼少期に意味も無く蟻の隊列を踏みつぶしたり、虫の頭部を引きちぎったりしていませんか？ そういうことをすると、いるようになるよ 出るとか、出ないとかじゃないよ。 いるか、いないかだよ

柴田恭太郎氏（＠sofia_2020）の自主企画 【三題噺 #11】「GW」「東」「井戸」 で書いたものです ホラーっていうより、オカルトですかね？

天使保護団体にはご用心。 ※注意 私的にはめっちゃ怖い作品になったと思います。 捕食系、救いのない話、ホラーが苦手な方は読まないことをお勧めします！

　明治維新で解体された某藩の家老の末裔、松埜《まつの》家。 　この家には〈外の世界〉に決して知られてはならない、厳格な掟が定められた秘密がある。 　後継ぎである本家の長女、華蘭は…

　それは、暗い暗い夜だった……。 　私の目に映るそれは、闇の中に立ち、赤い瞳を光らせる。 　息を荒らげ、牙を尖らせ、獲物に向かって走り出す……。 辺りが血で染る……。 　…

柴田　恭太郎様の自主企画、【三題噺#11】「GW」「東」「井戸」に参加してみました。 恐らく殆ど読まれてない作品、 『突然異世界転生って流行り病に罹ったら仲間が使えなくて猫に頼…

眠りたくない漫画家、姉に復讐したい妹、天使に恋をした女。 様々な『願い』を抱えた人々のために、天界から遣わされた天使カナエルが、その願いを叶えるために現れる。 果たして、人は『願…

想像力豊かなだけが取り柄の人間がぼんやりと暮らしていると、ときどきひどく奇妙な体験をしたような気分になる――そんな話を書き綴っていくつもりです。 不定期更新、怖さ保証なし。それで…

「名無し、iは頼ム、島ヲタスケテ」 失踪した母からの最期なメッセージとともに、僕は神秘に包まれた「天音島」へと転校する。迷い込んだ記憶で見た少女、学校の不可解な掟、古代の御火神様…

聖オーヴァル学園というお嬢さま学園の理事長が宝会計事務所に持ち込んだ相談は、図書館の地下倉庫から〝人魚の鱗〟が盗まれたというものだった。年度内に適切な処理をしなければ、学校法人の…

「やっと拾えた。雁掛（かりかけ）交差点まで」 その男は身を縮めるように乗り込み、手短に行き先を告げた。雁掛交差点。そのあたりは郊外で、目立つものは何もなかったはずだ。 ――『槙…