「ミステリーじゃないミステリー」を含む小説

時代は平成中期。 高知県、斗沼市にて連続怪死事件が発生。犠牲者は年齢、性別、職業もバラバラだが、みな肉体を食い荒らされて息絶えていた。 最初の犠牲者が「ティンダロスの猟犬だ」と言…

話題が尽きて、一緒に帰っていても終始無言だったのだが、ある日こんなことを聞かれた。 「人生で大切にしてることってある？」 ──これは、人生のモットーについて語り合う(はずだった…

深夜の河川敷で手を叩く少年。彼の意味深な動作の意味とは？ 軽いミステリーです。

大友晃司はプライドが高いギャンブル依存症の怠け者。そんな彼は、歴史的な小説家を夢見る熱血漢。 真面目だけが取り柄の小心者な兄の大友友彦。リストラされ就職活動に奔走するも、弟に振…

【血で血を拭う物語を求める人へ】 全国で死因不明な死体が発見されていた。 捜査一課（殺人課）に配属され平和に暮らしてた主人公は、この巨大事件の第一発見者となってしまい、混沌の中…

現実が異世界に飲み込まれていく？完全地続きファンタジー！ 普通のラノベなら異世界転生するところで、特に何も起きなかった主人公・ワタル。フェンシング日本一の腕でモンスターと戦うハメ…

人生をつつがなく過ごすことを人生の目標とする中村康介は、 AV女優の握手販売会の帰りに痴漢の容疑者として捕まってしまう。そこに妖怪すねこすりが現れることによって事件は大きく動き出…

昼と夜の二つの世界を映画好きな高校生カイチが冒険する話です

アングルさん、野林緑里さんの企画に参加するため書いてみました。和風ファンタジーの短編小説となっています。 好きな要素、世界観で勢いに任せて書きました。どうぞご一読ください。 ※…

短編（ホラー）+長編（ホラーミステリー・ここで見立て殺人事件を起こします）構造の赤染様シリーズの一作です。 主要メンバーは、ほとんど入れ変わっているので、前作を読まなくても、大丈…

2036年、世界中で電話が繋がらなくなった。それは全ての始まりだった。テレビラジオ、インターネット。電波を介した機器は全て不調を起こして使い物にならなくなり、デジタル世界からアナ…

友人の死を受け入れられず瀬戸内海までやって来た主人公。その前日、友人から楽器のカリンバを遺書と共に渡されていた。遺書に書かれた暗号を必死に読み解いて友人からの最後のメッセージを受…

悩みがない人がいる。 それは、一見そう見えるだけであって、実際はそんなことなどない。 ──これは、追い詰められたとある作家の行く末を書いた物語。 ちょっとした解説はコチラ↓…

今は使われていない屋敷の蔵で、大量の人骨と正気を失った男性が発見される。 しかし、この蔵は密閉されていて、完全な密室状態だった。 男性と人骨はどこから入ったのか。 同人ミステリア…

「酸素をください」のアナザーストーリー的なやつです。 前作読んでない方でもお楽しみいただけると思います。

　夏休みのさなか行われた奉仕作業。持ち場が終わらないというソフトテニス部を手伝いに行った小倉澄香は、学校裏の藪に片方のスパイクシューズが捨てられているのを見つけてしまう。相談を同…