「恋愛ドラマ」を含む小説

pixivより転載。 ある春の日の僕と彼女、「さくら」とのお話。

　昔から九州熊本にある八代の海には不思議な「不知火(ふしらび)龍神伝説」が伝わっている。 　祭りの主人公となる「火の神」は紆余曲折した人生を“悩める民”に救いの手を差し伸べ…

フォローするあらすじ

「必ず、必ず見つけ出す。なあに、"契り"を結んだこの小指が、必ず巡り合わせてくれるさ。だから、だから次こそは――」 夢の中で出会った美しい男の人は、前世の夫で、猫又でした。 …

僕らを結ぶ黒い布。最後に見たのは彼女の笑顔だった。

夏休み最終日。 僕は彼女のほっそりとした白い首に手をかけた。 今日は彼女が企画した、旅の終わり。 自殺旅行の最終日だ。 「刹那」というお題で書いてみた短編です。 あまり読後感…

二年前、片木美生は恋人の崎谷祐之から一方的な別れを告げられた。全ての連絡を拒否されていたが、裕之が山岳監視員となっているのを知る。美生は裕之に会うために。別れた理由を訊くために、…

登場するエピソードの一部がほぼ近況報告なのですが、自分で書いたくせに主人公の女性に同族嫌悪を感じてフクザツです……。

クエントはスペイン語で「物語」。このシリーズでは小説ネオテニーの登場人物のスピンオフや本編では語れなかったサイドストーリー、あるいは、かれらをストーリーテラーや狂言回しとする短編…

中学生の取手行彦は、友人の東雲謙吾は帰宅の途につこうと、下駄箱から靴を取り出す。その時、一通のレター封筒が行彦の前に落ちてくる。それは、紛れもないラブレターだった……。

一倉優奈は22歳のカフェの従業員。彼女は高校生の頃から男に遊ばれてきた。１日だけの関係を繰り返し、正式な交際の経験はない。この日も優奈は男に誘われるがまま遊びに出掛けた。彼女に幸…

大学を留年しながら、マリファナの売人を続けている俺のもとに『母親』と名乗る女子高生、葵が現れた。その女は家に居座り、俺の商売、セックス、素行を修正していく。鬱陶しいことこの上ない…

chikaさん主催の「#秋ドラのワンシーンを作ってみた」参加作品。 -あらすじ- 君と出会ったのは5年前。 思い出の場所、秋桜の丘で、 君に誓う愛の言葉。

「世界電球」という全人類を幸福に導く装置のある世界。 そんな世界でなぜか「しあわせ」になれない二人は、世界電球を壊しに行くことを決意する。

えもえも～～

　学生生活、就活、今後の自分に関わる生活を何の目標もなく過ごした主人公のカケル。社会人になってからも理不尽に襲いかかるストレスは着実に溜まっていき、限界が来ているのが自分でも分…

ツイッターにあげた140字小説をこっちにも載せてみました。 作者イチオシは「三つの心は一人の体に」です。

躑躅孌子《つつじれんこ》は有名な書道家の娘だ。そんなの学校の誰もが知っている。けれども、そんなことも知らない人が柔道部に一人いた。それは、推薦入学した武《たけし》であった。 関…

「俺は天才だ」 主人公、月守弘人は自分のことを天才だと思っていた。 だが、現実は真逆で、小説の新人賞に応募するも落選。それが30回以上も続いていた。 そんなある日、裏山にある小…