「何も」を含む小説

全寮制の学園で、オカルト部に所属している先輩と俺の話。 短編集になります。 大体、プロローグ的なところで終わります。 全9話、月曜・水曜・金曜の午後7時に公開していく予定です。…

上皇の皇子として生まれた少年、六尊。術式の才能が無かった彼は父親に冷遇され、ついには命を狙われた。一夜にして母を失い、家人を失い、皇族の身分さえ失った彼は、謎の声の導きで九死に一…

　何かふとしたはずみにいいセリフを思いついたので、いつか自作キャラに喋らせたいなって思う事ってありますよね。そう言うネタをストックしているのですけど、一向に使う機会がありません。…

「出ていってやるという母の言葉を僕は今まで何度聞いてきただろうか。」 いつだって母は、父一人を残し、まだ幼い僕を連れ、夜のなかを駆けてゆく。それが、あたかも冒険であるみたいに、ま…

【書籍＆コミカライズがアルファポリス様にて9月29日に発売されました】良かったら手に取って頂けると嬉しいです。 アルファポリス様の規約により、小説の書籍化部分を1部非公開とします…

＊あくまでも個人思想なため万民に合うとは限りません。　 　何を書くかではなく、どういう向き合い方をして書けばいいのか？ 　感想欄で書いてはダメなことはなにか？ 　そういう方向性…

N市立K中学校出身の小島は家の片付けをしていると一枚の写真を見つける。 十五年前のコンクール終わりの集合記念写真。吹奏楽部ではなく吹奏学部と縁取られた写真に思わず苦笑してしまった…

　‥‥‥‥社畜になるべく就職したはずなのに。 　‥‥‥‥なぜか同僚と共に、『黒子姿』で上司のダンジョン配信のアシスタントをしてます。 　あれ？なんでこうなった？ 　─────あ…

我が家の息子、ひよっこは、その自由な発想や、考え方で、家族に生き方や考え方を促してくれたり、疑問を投げかけてくれたり、笑いや明るさを提供してくれる存在。 ひよっこの言葉ではっとし…

山奥にぽかりと開けた場所がある。 人が到底簡単にはたどり着けるかどうか分からないような山に、ぽかりと開けた場所がある。 その開けた場所には屋敷があった。 そこにいるのは可愛い猫と…

〝魔莢〟を巡って起きた平民革命は、民衆連合の勝利に終わろうとしていた。リーダーである男は、〝不死〟とも言われる体質を盾に、最前線で赤旗を掲げ続けた。革命の終結が近づき、男は考える…

異世界召喚された……そこまでは良かったんだ。 僕は召喚されたはずなんだ……なのに。 今目の前で戦ってるのは、同級生なんだ。 しかもめっちゃ強いの何？ 異世界召喚された……

詩みたいな？　シリーズです✨ 何気なく繰り返される挨拶について、綴ってみました！ 何かを感じ取って頂けれたら幸せです✨

大富豪斎藤雅也のコレクション、ピンクダイヤモンドのペンダント『女神の涙』が消えた。 刑事伊藤大吉と藤田建造は、現場検証を行うが手掛かりは出てこなかった。 　 後妻の小夜子は、心臓…

僕は夜中に裏山で星を見ながらタバコを吸う。この時だけが僕の心に空いた穴を埋めてくれる気がした。

はじまりはいつだったのか。 兆候は誰も指摘できない。 ふたりだったから。 ある日、なにもわからずに、家はひとりだけになった。

主人公の中森友康は現在30歳 生まれてからは放任的な父親と支配的な母親に育てられた。とても臆病で争いごとが苦手だが、世間や大人、権力から押さえつけられた経験から、反発心、反抗心が…

『かあさんの唄』の続編です。 実の母子が結ばれてから何年経過したかわからない… 実の母子であるにかかわらずカノジョカレシの関係をつづけた… そんなある日のことだった。 ゆ…

※本作はbackroomsやSCPのような異常な存在、あるいは事象を記録した報告書群です。 1.5次創作だと思ってごらんください また、本作品は皆様のアイデアも広く募集いたしま…

　【完結】 　本当に、何故私の元へ見舞いに来るのだろうーールイサはいつもそう思っていた。 彼女は身体が弱く、高熱を出して体調を崩してしまう日が何度もある。その度に公爵令息であるア…