「〈私〉」を含む小説

※いずみノベルズ様から1～3巻発売中！※ 赤いくせっ毛に気の強そうなつり目、尖った耳、頭に生えた二本の角。背中がばっくり開いた服からは黒い羽……この姿、間違いない。魔王だわ………

『北政所様の御化粧係〜戦国の世だって美容オタクは趣味に生きたいのです〜』 書籍版はTOブックス様より1〜2巻発売中。 3巻発売10月２日＆コミカライズ1巻10月14日発売です。 …

「第2回 カクヨム短歌・俳句コンテスト 短歌の部」 など各種コンテスト等参加作品を含む短歌集。 不定期に、ゆっくりと更新してまいります。

とあるニュースを見て 着想を得たため、書きたくなりました。 実在する人物や団体とはなんの関係もございません。 ただ、事実かわからないことに対して 外野がガヤガヤとデカい声で、…

今まで私が聞き集めた怪談や不思議な話、落ちのない、よくわからない奇妙な話の集まりです。 お茶のお供にどうぞ。

「AIと私の対話日記」は、未来のAIアシスタントとの対話を通じて、自分の目標や人生の方向性を見つけていく物語です。主人公は日常の悩みや問題をAIに相談しながら、少しずつ自分の内面…

地球が終わる時になんの音もしない時間が一瞬だけあるの、良い。

嵐の日、私たちは家でのんびり過ごしていた。 私はやってみたかったハンドメイドをやってみたのだけど……。 ＊夢月七海様の同題異話六月号「Under the Storm」参加作品で…

　ことよ商店街のクリーニング店を営んでいるのは、ヒーニニア星人の三人親子。 　その子の娘・キュルリャは雨が苦手だったが、地球育ちの弟・サウぺスは平気で、雨の中、友達のもとへ遊びに…

転生したのは乙女ゲーム「デビリッシュ・セイント」の世界。魔法を使うと体が縮む聖女の私はモテすぎて魔王戦に敗北した。そして告げられたのは追放。もう愛されるのは懲り懲りだ。そう思って…

ある日、裸のまま聖女召喚された　優里（ゆうり）。召喚された先は　顔に関して美醜逆転している世界。 「国の男と子供を産んでほしい」優里がこの世界ですることは悠々自適な子作り生活…

物心ついたときから相手の心の声が透けて見えちゃう男がいた。それが私。 能力のお陰でモテてきた私だが、政略結婚のために婚約したひとは社交界で有名な氷の女！ 人間の嫌な部分をこれでも…

自主企画　同題異話・６月号「Under the Storm」参加　誰にも期待されないゆるい職場。楽しくもやりがいもないけれど、安定と収入はあります。対価は「若さ」ですが。私は今、…

平穏な世界は、ある者の登場で突如として消え去った。 『つまらない、だそうです。あ、因みにこれ神様からのお告げです！』 【神の使徒】と名乗るその者は、大小・種族関係無い国王の前…

「ぼくを生み出した主を探して欲しいんだ」 絵本作家を目指す大学生、ユズハの前に現れたのは、小さな付喪神の少年と大きな化けガラス。少年の主を探そうと町中を奔走するユズハ達の前に、…

世の中には神話や伝説と言ったお伽噺のような物が存在する。 神話にして見れば北欧神話、ギリシャ神話、メソポタミア神話、エジプト神話、ケルト神話、日本神話、etc... 伝説を見…

友人のNに誘われて、食事に行った日の話。彼女は私にある手紙を見せてきた。

他の多くの個体と同じようには振舞えない「私」は、世間で一人前とみなされうる年齢になってようやく、自らが歪な成長を遂げたことを理解した。その責任を、ひとえに機能不全家族に求めた「私…

二〇二五年　四月。 　日本、東京。 　採用が決まった職場へと息を切らしながら、向かう女性がいた。　彼女の名前は加藤和世。二十五歳。　育った環境のせいか、元気の塊といっていいほ…