AIと私の対話日記
しんどう
第1話 「新卒ブランド」主人公凛子、その後の日常…
ピピピピピ…ピピピピピ…
朝から鳴り響く目覚まし時計の音。
チャンチャッチャッチャーン〜♪
スマホからも鳴る目覚ましの音。
両方の目覚ましを止めるが、どちらも10分後に再び鳴るようにセットし、二度寝…。
30分後、ようやく起き上がる。
朝起きて着替えて朝ごはんを食べ、日焼け止めだけ塗って出勤。これが凛子の出勤ルーティーンになっていた。
出勤は車で。
運転しながら、「帰りたい…帰りたすぎる…」と呟く。
会社に着き、「おはようございます」。
いつも出勤時間の30分前に到着するため、誰もいない。早く来てやる気満々に見えるが、そうではなく、渋滞等で遅刻するのが怖くて早く家を出てしまうだけだった。
事務職勤務の凛子は一日中、座り仕事をしている。前職が営業だった凛子にとっては、座り続けることがとても苦痛だった。なぜなら、足が浮腫んで痛いからだ。しかし、そんな座り仕事も2年を過ぎると、足が浮腫んでいようがお構い無し。真夏でもエアコンの効いた涼しい部屋で仕事ができるありがたさを感じていた。
そんな生活を2年も続けていると、営業職の頃と比べて15キロも太ってしまった。
理由は明白だ。
営業のため動き回っていた唯一の運動が、座り仕事になり、一日の歩数が2桁に近い3桁になってしまったからだ。
鏡を見るたび、「え!?私どうしちゃったの!?」と、自分の体型に驚く。
家族からは、「本当に太ったね。体重が良くなったね。」と、嬉しくもないお言葉をいただく。
仕事は楽しいわけでもなく、やりがいを感じるでもなく、ただ「この場から今すぐ帰りたい。」と心が叫んでいた。
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