第2話 春奈との休日ランチ


今日は休日。凛子は友達の春奈とカフェでランチを楽しんでいた。話題は自然と最近のことに。


「最近さ、満腹がわからなくてついつい食べ過ぎちゃうんだよね。それでお腹が苦しくなって何もできなくなってさ、寝転がってるといつの間にか朝になってるんだ。」


春奈は驚いた顔をして答える。「それってドカ食い気絶部じゃん。ストレスのせいだよ。」


「え、ドカ食い気絶部?」凛子は首をかしげる。


「そう、仕事が辛いから無意識にストレス発散してるんだよ。そんなに辛いなら、会社辞めたほうがいいんじゃない?」


凛子はしばらく考え込む。「確かに、毎日がしんどい。仕事も全然楽しくないし、ただ毎日をこなしてるだけ…。」


春奈は優しく肩を叩く。「無理しないで、自分の体と心を大切にしなよ。転職も一つの手だよ。」


「うん、ありがとう。ちょっと考えてみる。」


その日の帰り道、凛子は春奈の言葉を思い返しながら、自分の今後について真剣に考え始めるのだった。

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