「#庭」を含む小説

短編３部作の第１話です。 登場人物／佐鳥→病弱な少年。時のことが好き。／時→佐鳥の好きな人。いつもお見舞いに来てくれる。／母さん→佐鳥のお母さん。佐鳥の為に庭にいっぱい花を植え…

　これは、ピュアっピュアなふたりの、可愛くて時々切ない、婚姻から始まる恋物語。 　両親が騙されて作った多額の借金を返すため、奴隷商人のお得意様だという黒い噂のある伯爵家に嫁いだ…

登場人物 第一杳「女王と抱かれる怠惰」→アンプロンプチュ・プルメリー。呼び名:アンプル、モルフォ等。妖精の庭の女王。 第ニ杳「太陽黒点」→燎火(りょうか)。呼び名:かがり、かがり…

（note）文芸雑誌『白百合』創刊号にも掲載。 https://note.com/syusui_221b/n/n055d5deda208

自作の掌編小説や短編小説で、ハイファンタジーや現代ファンタジーなどをまとめたものです。 『王の膝』…ある黒猫の独白 『魔王』……その魔王は美しかった 『ランプ置き』…焚き火を囲…

大企業の浅井家の庭にある見事な桜。 桜が咲くと行われる浅井家の桜会。 その準備中に祖母が可愛い孫娘桜香（おうか）に 「桜の木の下には遺体が埋まっているっご存知？」 不可解な言…

母とともに、母の実家で暮らすことになった深谷野薫は、入学した高校で風変わりな教師と出会う。その教師は、何故か薫が住んでいる嶋田家のことを知っていた。

九鬼龍作は福井県越前鉄道にいた。目的は、あくまで国の名勝にされた「庭」だ。もちろんビビもいる。今回もファンタジーなのだが、ちょっと奇異な物語りになりそうな気配です。

お題は【さつき】です。 さつきの花が咲く庭で、その女性は戦地に向かった恋人の帰りを待ち続けていました。 けれど、やがて彼女の身体は病に侵されてしまい――

此岸で死を迎えた人が訪れる、一面に彼岸花の咲く野。墓守兼探偵の私は少女とともに、少女が死の際に抱いていた想いを垣間見る。

　夕顔を見よう、と貴方は言った。八月最後の週末だった。 短編集『灰色の水槽、ラムネの町で』より 5月29日　東京文学フリマ　ウー20 若草屋にて頒布してます。

　閑静な住宅街で売りに出されている豪邸。 　その庭には一本の桜が今を盛りと咲き誇っていた。 ＊小説家になろう様でも掲載してます＊

翼を宿した子どもたちが暮らす"羽使いの街" 15歳を迎えた生徒たちは"卒業の儀"を間近に控えていた 彼らは、羽使いの庭に聳え立つ水晶塔から天上都市を目指す ただふたりの生徒を除…

白髪に赤い宝石のような目をした彼。 吸血鬼と言われた少年は、今年もあの庭に姿を現す。 ひと夏、五日間だけ会える人。 それが私の初恋だった。

父が経営している北国ガーデンカフェ。ガーデナーの舞は庭の手入れを担当しているが、いまにも閉店しそうな毎日…… ある日、黒髪が虹色に光るミステリアスな男性が森から現れる。なのに彼が…

産まれながらにして『吸魔』の能力を持っていたファナは、領主の正室の一人娘であるにもかかわらず地下に幽閉されて育った。 意図せずして、他人や道具に込められた魔力を吸い取ってしまうた…

香与子（かよこ）は母に頼まれ、大学最後の夏休みを母の実家で過ごしている。 「裏の古井戸には気をつけえよ」 庭へ下りた香与子に、祖父はいつもの注意を口にした。 香与子もいつものよう…

これは、ボクがボクになるお話。 　顔が良いことと性格がイイことだけが取り柄のパルマ・アウローラ（やや偽名）は、構われたり庇われたりする手前完全にお荷物になっちゃってたもんでパー…

☆角川ビーンズ文庫様より書籍発売中！ https://beans.kadokawa.co.jp/product/322104000133.html 異能の力こそが全てであるノー…

侯爵家次男という身分に生まれたルシア・ブラドスキーはかつて日本人として生きた意識を持っていた。彼はある夏の終わりに己の血に秘められた定めを知る。隠された秘密は否が応にも彼を数奇な…