「だけど、それから、は捨てる」を含む小説

湖岸のペンションに住み込みで働いている浅丘 茉里(あさおか まり) 彼女は、湖岸で一つの綺麗な石を拾う。

絵合わせの英才教育を施された麻田雀女は プロの雀士として 生きて行くことを決意する。 その途は蛇か、それとも荊か？

いわゆる日記。 人の役に立つような情報を発信していきます。 タイトルの由来は〈本来使わなくて捨てる部位〉→〈放るもの〉→〈放るもん〉→『ホルモン』 noteと同時投稿。

現代にも人間に化け、何食わぬ顔で社会に紛れ込み生活している「あやかし」たちがいる。幼い頃からそんな者たちが見えるおかげで、恋も仕事も失敗だらけの福来てまり。お人好しの彼女は、たっ…

とある町の暮らすシスターはある寒い朝、教会の前に捨てられていた子供を見つける。 子供を捨てた親に憤る彼女に、教会の神父は静かに語りかける。 「親とともにいることで子供の未来が閉…

悪霊が住むと言われるスコットランド辺境の島で灯台の明かりを守る３人は、日夜続く魔物の叫びに悩まされながら、灯台業務の合間に畑を耕し、魚を釣り、ヤギを飼い、雨水で生活し、海に糞尿を…

太平洋戦争末期。南洋の島に派兵された青年たちは、『万葉集』の家持の歌に鼓舞され、絶望的ないくさを戦っていた。『万葉集』なんて、大嫌いだ！　吐き捨てる俺に、戦友の桐原は、それは違う…

海を眺めに人気のない黄昏時に浜辺にやってきた少女が、ただただ気分転換をするお話。

これは僕のものだ、君にはあげない

屋上に1人、佇む少女。足を踏み外そうとした矢先にどこからともなく現れたのは、自称“神様”の不思議な女の子だった。

さっき起こった自分の罪について、つらつらと書いただけです。

冒険者として、魔術師として世界に多大な影響を与えた冒険者であるシリウスは、長きにわたって退屈を感じていた。 かつては冒険者として最前線で戦い続け、日々強くなっていく感覚に生を実感…

よく当たると有名な占い師の真弓涼太と、迷える酒カス大学生、今野 常の出会いの物語。 大学生・年下攻め×強気年上受け。 軽微な性描写あり。 草さんからアイディアをお借りしました…

小学校四年生で始めた野球、白球を追いかけることはあたしの全てだった。 でも、女子は甲子園には行けない。だから、もう野球はおしまい。 受験を控えた中学校三年生の初秋、あたしは野…

　武器商人の鮫浦才人は取引が破談になり、在庫となった武器を保管するべく東南アジアの某国に倉庫を購入する。 　だが、その倉庫の裏口はなんと異世界に繋がっていた。 　捨てる神あれ…

　人を慈しむ心、それは無情にも魔法使いを生む。 　他人への優しさは、自分への厳しさの裏返し…自分への厳しさは、それもまた、魔法使いを生む。 　魔法少女は、崇高でシコシコの至高な存…

中学生女子は、強くなりすぎちゃいました。「男子とか、どうしよう？」「ゴミの日に、捨ててください」「ま？」そんな中で、事件！…通っていた中学校が、家出（？）をしてしまったのだ！大好…

触手使いとは猥褻な存在だろうか？ ――答えは否、断じて否だ。 高校デビューで運動部に入った白野孝介（しらの　こうすけ）は、慣れない練習の疲れからか熱中症であえなく帰らぬ人と…

『あの頃の渡せなかった手紙、捨てようにも捨てることができない手紙、そんな手紙はレター星が大切に保管いたします』 　～ペーパー首相より～

旅籠茜は考えた。 あの思い人を手に入れるためにはどうすれば良いだろうか？　寝ても覚めても思考はその向きに一直線に向かっている。 そこで一つの結論に至った。夫婦になれば幸せかもしれ…