ご飯です!…じゃなかった、事件です!通っている中学校が、家出(?)をしてしまいました!~男子どもを、ゴミに日に出しましょう~

@maetaka

第1話 幼稚な男子ゴミ出し計画の、中学生活です。「先生?男子は、どうすれば良いんですか?」「燃えるゴミの日に、出してください」(学年集会より)

 中学生になると、男子や先生を、ゴミの日に出す計画をしなければならないらしい。

 ハマグリミナトは、悩みの中。

 まず、女子が、強くなりすぎまして。

 え?

 男子が、弱くなっちゃっただけですか?

 「お父さん!」

 「お母さん!」

 「じいじ、ばあば!」

 将来、彼女ら中学生女子は、そういう幼稚男子と、結婚する可能性が高い。

 …って、誰が言った?

 学年集会。

 女子だけが、集められた。

 「女子生徒の皆さん?悩みは、ありませんか?」

 教頭先生が言って、誰かが、手を上げた。

 手を上げたといっても、暴力をふるったっていう意味じゃないからね。

 「教頭先生に、パンチ!」

 それ、違います。

 「先生?男子が、幼稚すぎです!悩んでいます!私たちは、同世代。あいつらと、結婚とかするんですか?」

 うん、うん。

 悩むよ。

 「先生?男子って、どうすれば良いんですか?」

 「燃えるゴミの日に、出してください」

 こんな集会は、どうですか?

 彼女の髪を結ぶ、ヘビ柄のリボンが、ゆらいだ。

 モヤモヤする気持ちを和らげてくれる、大切なファション。

 注意してくる人も、いたけれど。

 「おい、ハマグリ?」

 「何です、先生?」

 「校則違反だ」

 「…はい?」

 「そのリボンをつけるのは、やめなさい」

 「でも、先生?」

 「何だ」

 「うちの中学校には、ヘビ柄リボンをつけちゃいけないっていう校則は、ありませんけれど?」

 「…しかしな、ハマグリ?」

 「何ですか?」

 「男子が誘惑されたら、どうする?」

 …バカじゃないの?

 新卒のヒヨコちゃんとよばれる、クラス担任。先生レベルが、半端ない。

 校則というマニュアルでしか、生きられないのか?

 今どき男子は、ヘビ柄リボンで誘惑されちゃうのか?

 皆が、あんぽんたん。

 最近は、こんな感じの、学校生活です。





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