「銀河鉄道」を含む小説

【あらすじ】 母親【岩波レイ】の実家に帰省した【岩波ユイ】は、母の残した切符とアトリエに導かれ、銀河鉄道［まほろば］に乗る。 そこで出会った少女【レイ】とともに天の川銀河を巡…

テレビで某銀河鉄道のアニメを見て、「宇宙旅行っていいな」と思って書きました。

〜登場人物〜 心待（うらまち）・・・列車に住む幽霊 彼女・・・列車に乗り込んでくる人物 ※この物語は過去に坊ちゃん文学賞に応募した内容になります。 前作「その扉の向こう側には」…

「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわな…

龍崎一平は、大学図書館に勤めて、三年になる。仕事には慣れたが、何か満たされないでいた。 ある週末の夜、ダンスするピエロに遭遇し、チラシを受け取る。 「どこえ向かうか分かりま…

2023年の学校の文化祭の文芸部のために書いた短編小説です(文化祭では縦書きです)。 実は私、吹奏楽部と兼部しています。 ということでここに、文化祭の吹奏楽部発表のセトリを記し…

星海の上を二人で踊る。 きらきら星を口ずさみながら、さながら気分は貴族令嬢。 瑠璃色の絨毯、響く足音Twinkle-Twinkle。 青白い綺羅星、金の鱗粉振りまく蝶々、銀の音色…

龍崎一平は今年二十五歳になる、私立大学職員である。大学の職員公募に応じて、大学職員になって三年になり、頭打ちで、仕事への熱意も下がり気味だ。そんな彼の前に、ピエロが現れて、チラシ…

ちょっぴりダークで愛に溺れるような短編たち。どっぷりと深い闇に浸かりたい日におすすめなお話たちです。 ※昔に書いた短編たちを、ストーリーを明快にしてリメイクしたものを含め、短編…

暑くて夜寝れないときに、起きて、セロを弾こうと思ったら、銀河鉄道の車両の中にいた。そこには黒い毛並みの猫の少年がいて、彼はギターを弾く人だった。私は彼と一緒に音楽を引くことになっ…

ひどい腰痛に悩まされていた主人公はある日、300万US《ユニバーサル》ドルの宝くじに当選し、腰痛を克服するべく機械の体を手に入れるために銀河鉄道へ乗り込むが、腰痛持ちに列車の旅は…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　俳句の部　二十句連作部門　テーマ： 銀河鉄道の夜

少年は学校の銀河系の仕組みについての授業で天の川についての質問を受けた時、答えを知りながらも気が散ってしまい、うまく答えることができなかった。次に指名された彼の友人も同じように答…

優しい中年男とOLの恋愛小説です

　周りの子供達と少し違う、何かに特に秀でた所のある子供達は日常で迷子になっていた。 　バンリとアヤカは突出して、頭が良く、学校の授業が退屈になり、まともに参加していなかった。 　…

地下室のピアノ。 ヴンダーカンマーの危機。 停車場に集う人々。 月の砂浜に漂う芳香。 荒野疾走系一人文芸サークル・月浜定点観測所。 二〇二三年の新刊『月浜定点観測所記録集　第…

「どこまでもどこまでも僕たちいっしょに進んで行こう」ー『銀河鉄道の夜』宮沢賢治 18歳。少年少女は、高校とともにあらゆるものから卒業していく。それは、生まれ育った町を去る、田村…