「幻想 ショート」を含む小説

日常を切り取ったり、非日常を切り取ったり。ここにはすべてが在るようでいて、何もない。 ※一話一話完結しているので、どこからでもお読みいただけます。定期的に更新するのでぜひ作品フ…

第二回「幻想と怪奇」ショートショートコンテスト一次選考通過（二次選考落選）作です。

きんつばが大好物の女子中学生が〈銀鍔郷〉という幻想世界に迷い込んで、歴史上や伝説上の人物たちときんつば絡みの不思議な体験をするお話。 「幻想と怪奇」第2回ショートショート・コンテ…

　人を殺してしまった。死体を埋めるのを手伝ってほしい。 　そんな言い方されたら、1体だけだと思うじゃん。 　第2回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト応募作。 　2024…

うだつの上がらぬ男がいた 彼は新しい職場へ向かう途中、ある川沿いの道に突き当たる

心を病み、働くことのできなくなった「私」は、ある博物館で過ごすことで日常生活へと復帰しようとしていたが――。 第二回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト応募作（落選作）。…

生首一つで語り、生計を立てる男がいかにして体を失ったのか 小指の爪の消失から始まり、次第に散り散りになっていく男の心情はまるで曼荼羅のよう 完全性と唯一性を求める男の悲劇 幻想と…

どこかおかしくて、なんだか奇妙なSS群。1話300字なのでお気軽にどうぞ。その日が「何の日」かに合わせたお題で書いているので、「今日は何の日」か知れてSSも読めてと、一粒で二度お…

幻想怪奇×絶望の短編集！ どの物語も異なるテイストで、圧倒的絶望へと導く！ ある日とつぜん自分の家と誰かの家が繋がってしまったり…… 卒業旅行でおとずれた遊園地でデスゲームが開…

　鏡の中から、異世界の住人が私を呼んでいた。 「こちらへおいでくださいな。あなたが来るのを、私は何億年も待っていたのです。何億年なんていっても一瞬ですけどね」 　私の名は東雲…

　中学生の圭吾は、父親の再婚で新しい家族と生活を始めることになった。その直前、市民プールを訪れる。未だ折り合いのつかない自分の心に、何某かの落とし所を見つけるために、圭吾は人気の…

前回の『住宅の内見』に続く、『箱』をお題にした、一席。前回は、ミステリーで、ホラーで、ファンタジー、だったので、今回は、逆に、ファンタジーで、ホラーで、ミステリーな噺にしてみまし…

主人公の健一が尾崎紅葉の「金色夜叉」に魅了され、AIが創り出したその完結版と対峙する過程で、現実と虚構が交錯し、健一自身の内面と向き合う物語です

いつもの山で見つけた、幻想的な桃源郷。 本当の姿を見た私は、ひどく失望してしまった。

仕事と育児で疲労困憊なK氏。 息子と休日を過ごしていたが、ふと居眠りをしてしまう。 目を覚ましたK氏は、違和感に気づくと・・・

明治の残照が色褪せる頃、東京の片隅で、一軒の古びた茶屋がひっそりと佇んでいた。その茶屋には、謎多き舞妓、菖蒲がいた。彼女の舞は、見る者を幻想の世界へと誘い、その美しさは月の光さえ…

思いつくままに書きます。

　ある平凡な朝、西勘一郎は目を覚ました。 　彼は名もなき町の地方銀行で、クレジットデリバティブの取引に明け暮れる中堅の金融マンだ。 　しかし彼には他の誰にもない特技が一つあった。…

夜の空が、あたしを外へ連れ出した。行きついた先には、ちょっとおかしな、大事な人がいた――。 ハロウィーンの夜のお供にオススメです。 レモンティー片手に8000字ほどの物語をお楽…

創作怪談、ホラーショートショート等を投稿していきます。