「ショートショート 奇譚」を含む小説

滋賀県といえば、飛び出しぼうや。交通事故防止のために作られた標識にまつわる、不思議なお話。

ある骨董屋で買ってきた皿を使っているうちに、わたしの体が妙なことになってきた。古い陶器に宿った呪いか怨念か。 公式自主企画「ご当地怪談」参加作。

自主企画《お題『書きかけの地図』で300文字以内の詩か小説をお願いします。》参加用書き下ろしショートショート。タイトルはスペイン語で地図の意。喃語っぽい響きなので採用。“雰囲気画…

ホラーというかサスペンス？　そんな感じの140字掌編。 オリジナルですが、先行作があったらごめんなさい。 雲下うさぎさん主催の自主企画 『ホラー』で３００文字以内の詩か小説 に…

それほど怖くはないけれど、怖くも読める灰色ホラー。

学校でいちばん嫌いな時間、それは給食だ―― 奇をてらったのではなく、まじめに考えていたらこうなってしまっただけです。 クロノヒョウさんの自主企画「シチュエーション物語」参加作 …

ある夏の夜の奇譚

死に場所を求めて川にやってきたわたし。そこは一見穏やかに見えるが底は渦を巻いていて、水難事故がよくおこるのだ。

うんちくおじさんによるいい鏡の選び方を大公開。 でも何の参考にもなりません。

寒い冬のある日、駅の待合所で列車を待っていると、隣りに座っていた男の鼻からトカゲが顔を出しているのが見えた――。

十三夜は、少し欠けた月を愛でる日本独特の習慣らしい。

車が故障して、わたしは川岸で一晩過ごさなければならなくなる。その夜、川のむこうで大きな火事があった。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

３分ほどで読めるそれほど怖くないホラー風味の奇妙な話です。

くちばしに物が挟まって飛べずにいる鳥を助けると、不思議なことがおこった。謎を呼ぶミステリー調ファンタジー。

昔話伝説に入り込んで行った売れない作家とその顚末。

子泣きじじいのことは誰でも知っているだろう。赤ん坊の泣き声をまねて人をおびき寄せ、ひとたび取りつくと石のように重くなって相手を押しつぶしてしまうという妖怪だ――。

暗やみのなかをひとり、女が這っている。むき出しの大地はおおよそ平坦だったが、不規則なおうとつがある。盲目なので、暗やみであろうがなかろうが這ってゆくしかない。

生霊、と言うか、生霊に憑りつかれたかのような常軌を逸した人間達の織りなす怖い話を、母が残したショートショートを再編成することで一つの物語にしたものです。

自主企画『2000文字以内でお題に挑戦！』vol.34「食べかけのチョコレートケーキ」参加用書き下ろし掌編。屁理屈恋愛奇譚。大島弓子「ロングロングケーキ」へのオマージュ。