「SF 日常」を含む小説

百合セカイ系SF短編 世界を侵略する敵との戦いが日常化した世界。鮎川が一番友達になりたいのは同級生の比良坂。でも鮎川は友達を作ることができないし、比良坂はROを飲んで敵と殺し合…

カフェ「Cruinne」。そこは変わった常連客が訪れる喫茶店。 今日も俺は好物のアールグレイを飲みながら、変な顔なじみととりとめのない話をする。 さて、今は誰がいるのやら。

30年前起きた突然打ち上げられた、新型ウイルスミサイル。それは人を暴走状態にし、同族を襲うようになってしまう恐ろしいものだった。 しかし一部のウイルス感染者は適合し、様々な異能力…

彼女は自身を俯瞰していた。 眼に映すその情景を私の世界と認めるように。 彼女は笑って涙していた。 余りに小さなその輝きを尊いものだと囁くように。 彼女はか細く別れを告げた。 無力…

事故で植物人間になった橘柚月の治療として、彼女の脳にAIであるカーヤがインプットされる。体は人間。頭脳は人工知能という存在が誕生した。 ところが人間という仕事はとても難しく、様々…

VRMMOと呼ばれるジャンルはSFから始まった。 そしていつしか現実となり、絵空事ではなくなった。 そんな時代に産まれてきた一人の青年。その青年の夢はたった一人が成れる称号『…

　SFでダークファンタジーな日常系のバトルものを目指した結果です。テーマは『規則と反抗』。 　舞台は近未来、もしくは“ありえたかもしれない現代“。正体不明の『外敵』に対抗するた…

両親を幼くして亡くした高校二年のアモウ・リュウ。 幼い頃から施設で暮らす彼は、イジメや孤立を経験し、友達など不要だと思っていた。 そんな彼が初めて友達になりたいと思ったのは、突然…

新世代記憶媒体との互換性がなく、情報を引き継げない旧式アンドロイドとその家族が選んだお別れの日。人間と共にある機械の終活、そう遠くない未来のありふれた日常を綴る。ほのぼの寄りしん…

　非現実性や非実在性を好む水越季人は、友人のウィリアム・フレイザーと共に、それらＳＦ・オカルトを扱ったホームページ、ワールドアパートを運営していた。 　 　はじめはアクセス数も伸…

西暦2022年の東京ーーー 経済、技術、科学、文化、ファッション、食・・・ ありとあらゆるものが世界の最先端を行っていた。 その上人口も、首都圏で約4000万、東京都全体で15…

『私は今からできるだけ濃い文字で、できるだけ長持ちするであろう紙にこれを記す。』 現代の日本、自分の世界に入り込むのがちょっと好きなだけの平々凡々な男はいつも通りの代わり映えの…

【一話完結、どこからでも読めます】 ここではない、どこかの世界線で生きている誰かがポツポツと書いているエッセイ。ツクネの嫁入りを見かけたり、姑の当日発送サービスを使う日々を送って…

宇宙人に「発見」された近未来の地球。幸いにも敵対的な種族ではなかった。宇宙人の連合国家と地球諸国家とのあれやこれやは庶民には関係ないと思いきや、地球よりもずっとずっと進んだ科学技…

タイムリープ物語

（これは拙作『にじめ、うずめ。』の改行多挿入バージョンです） 　平行宇宙の隙間で、意識ある無人情報戦闘実験艦と記憶を失った猫型ロボが出会った事から物語は始まる。 「量子論的に予知…

ショートショート　SFホラーです。 年末のお祭り気分が永遠に続けばいいのにと願ったある会社員男。 太陽系創造に関与した宇宙神が願いをかなえてくれるのですが・・・

谷口智也（たにぐち　ともや）が語る、とっておきの怖いお話。 高校三年生となり受験シーズンを迎えた智也は、小説を読みながら、ふと思い出す。 ――夏目。 それはもういない友達の名前…

古今東西、あの世とこの世と異世界、天上天下にやおよろずの神々が織りなすホットな話題を短いニュースにまとめてご提供いたします。 不定期ですが更新しますのでぜひブクマしてください！