「都市伝説 短編」を含む小説

もはや美々しいものは食べられない。 ならば汚く造られたそれを食べよう。

私の名前は災子。狂気の非常勤講師だ。君を授業に誘いに来た。どんな授業かって？　そうだな、楽しい楽しい「道徳の授業」といったところかな。まあ、百聞は一見にしかずだ。体験すれば分かる…

居酒屋で会った男から聞いた話。 男が夜に出会ったのは…。

迷信を信じ、つくり出し、応用して生きる男、それが迷村信彦。 正真正銘平身低頭迷信迷走。 いざ、迷信の向こう側へ。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載してお…

めちゃめちゃ短いホラーを投げ撃ちます。タイトルはフレーズプラスで出力してます。

街のヤクザがオレオレ詐欺を行った。 しかし、電話の相手が何やら不穏な雰囲気で―― 参考にしたメリーさんの元祖 都市伝説の怖い話「メリーさんの電話」 https://xn--u9…

あなたはご存知ですか。この街には、とある不思議な桜の小道があるんだとか。その道の先には一軒の古めかしい喫茶店。 そこでは誰もが心安まるような、まるで時代を遡ったかのようなゆったり…

　人々は自らのため、また、愛する人を守るため、街へ出なくなった。これで皆、幸せになる。誰しもがそう思った。だが、 「私たちの存在意義はどうなるっ！」 　そう声高に叫ぶ女性がい…

ある大学生に付き纏う得体の知れない何か。 父と祖父にも同じものが見えていたと知った彼は、一族代々に霊感が遺伝しているのではと疑い出すが……。

一時期すごく二次創作で流行っていた、花吐き病をモチーフとした百合小説です。 毎日18:00に投稿予定 以下あらすじ↓ 豊崎百合は花を吐いた。比喩とか誇張表現ではなく本当に花を…

　かつて、ヨーロッパで起きた実際の事件に取材し、日本の寒村を舞台にヴァンパイア（吸血鬼）を〝蘇った死体〟に置き換え、妄想に取りつかれた人間の狂気を描く短編サイコホラー作品。 ※…

某有名都市としてスピリチュアルパワーがあるとテレビで噂された都市は 実はあまり知られない都市ではなく、 日本にある都市の日本語名のほか 別記で英語名があることが知られていない …

祖母は言う、「霧の中で口笛を吹いてはいけない」と……

ある学生の額に現れた一筋の裂け目。 それは〝裏側〟の世界を感知する未知の感覚器官だと彼は云うが――。

希和と旋は付き合って13年のやたら気の合うカップル。 「結婚」という形に拘りがなく、その理由もお互いわからないままだった。 同棲ではなく、同じマンションの別々の部屋に住んでいる。…

　白いワンピースに黒髪。後ろ手を組み、それはじっとこちらを見つめている。それに出会ったら、何を話し掛けられようとも決して応じず、静かにその場を立ち去らなけらばならい。 　そんな…

都市伝説の通りに動くと、30分だけ過去に戻れると聞いた俺はその通りに動いてみることにした。

団地と言われる集合住宅は、画一的なデザインのコンクリートが何棟も連なり、圧倒される。 住み慣れているはずなのに、薄暗い玄関や階段は上がるたびに足が重くなる。 ここで体験した不可解…

幽霊から都市伝説まで、ホラー怪異オカルトを詰め込んだ一話完結の創作怪談集です。 王道の怪談風な定番も押さえつつ物悲しい話や読後感のよい、個性が出るように意識して書いています。 …

その公園には、いつのまにか禁止事項が増える――――。 ある日私は、いつものように、いつものうんざりした気持ちとともに公園の横を通って登下校する。 あてつけのように無数の“おやく…