「音」を含む小説

ここは雨の日の図書館。 雨の日にだけ開館する図書館です。 BGMは雨の音。館内の香りも雨の匂い。照明は天気任せ。 雨宿りにでも、暇潰しにでも、心の赴くままに来館してください。 雨…

昔から、物を書くのが好きだった。 しかしいざ他人に見せようものなら、一斉に駄文と嘲られた。曰く、ただの独り善がりでしかない、と。 しかし一人、こんな私でも良いと言ってくれた。私…

愛されたいと願う女の子、南雲(なぐも)楓花(ふうか)がそこに居た。 ある日彼女は“音”と出会う。 “音”と出会い、芽吹く花。 “音”と出会い、積む経験。 花とは何なのか、音が彼…

「立ち食いうどん」 立ち食いうどん屋で天ぷらうどんを食べていた女性が、気づくと周囲から人が消え、異様な雰囲気の中で奇妙な体験をする。不思議な現象に巻き込まれた彼女は、現実と夢の狭…

奈蔵（なくら）高等学校、二年一組の大浦翔（おおうら・しょう）は恋愛反対運動に所属する少年。 恋愛反対運動の同級生メンバー、代表の灰原徹（はいばら・とおる）、小弓川環奈（こゆみかわ…

田舎町、風科（かざしな）の森に潜み人を襲う妖怪たち。 高校生の少年・片桐春夏は仲間と共に秘密裏に彼らを退治している。 ある冬の日、いつもの森の調査に出た片桐たちだったが、それは…

　雑貨屋「五十鈴屋」で働きながらゲームを趣味としている、何処にでもいるような青年、五十鈴裕昌(いすずひろまさ)は、保護猫カフェで片前足のない黒猫を譲り受ける。黒音と名付けた愛猫は…

影叫《スクリーム》と呼ばれる化け物に対処する組織、討伐隊《オーダー》の一員、紅。特別なヘッドホンを装着し戦う彼女は、上官の瀬名に特別な想いと不満を抱いていて……。 この作品は『…

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

心に浮かんだあれこれをカタチにする。 言葉はいちいちつっかえながら、声のかわりに心を運ぶ。 文にするなら夜がいい。 なぜって、いちばん静かだから。 紡いだ音は空気をつたって、夜を…

黒い毛並みに首元に三つ葉のクローバーがある小熊のクロ三は両親と共に山奥でひっそりと暮らした。 人間と関わらないように距離を置くクマの家族ですが突然、山奥に銃声の音が響く。 クロ三…

空白の記録。 君は正しいか？

・小鳥遊　響（たかなし　ひびき）　ギターボーカル ・梅村　篤志（うめむら　あつし）　ベース ・櫻井　奏音（さくらい　かのん）　キーボード、作詞作曲 ・櫻井　詩音（さくらい　しおん…

最近行きつけのカフェに学生時代の友達二人を誘って行った。海の見えるこの店は最高の景色とレシピの店。そして癒しの……。 夢月七海様の自主企画、同題異話10月号（秋に鳴らす鍵盤）に…

目覚めると宙に浮いていた。（空だって飛べる）。 どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く・・・（花火） 誘拐され山小屋に閉じ込め…

分かるような分からないような文章が好きです。こんな素直な愛があなたに届くことを願って！

ショートストーリー小説(掌編小説) 恋とは何か？愛とはどんなものか？を ちょっと皮肉った物語で描いて見ました。 迷信は不合理で根拠のないもの、その迷信をテーマに揺れる心を表現でき…

起眞市高等学校。 ブランチングワールド　20 普通の女子高校生の私こと、小林奏音は、ある日、異星人を名乗る、モフモフの獣レンレンに出会い、なぜか魔法少女になることとなった。 …

終末の音を 魂の叫びを 小説と詩の間。美と現実の間。死と永遠の間。そこに、何があるのかを求める者よ。 超芸術、超新感覚派、または駄作か。 いや、これは革命なのだろうか。