ことりノート

夢水 四季

登場人物紹介

登場人物  (物語は響達が高校一年と詩音が中三の頃から始まります)

・小鳥遊 響(たかなし ひびき)

 ボーカル、ギター担当。バンドを始めた張本人。明るく真っすぐで、少しおバカ。歌う時と話している時は別人かと思うほど。惚れっぽい。8人兄弟の三男。


・梅村 篤志(うめむら あつし)

ベース担当。バンドのまとめ役。常識人。好きなアニメの影響でベースを購入した音楽初心者。他の三人に比べ、これといった音楽の才能はないが、見えないところで努力をし実力差をカバーしている。意外と成績も良く、メンバーのテスト勉強の教師役になることも。親からはなるべく良い大学を出て、一般優良企業か公務員を目指すように言われている。たまに起こるバンド解散の危機の原因は大体ここ。まゆりという妹がいる。


・姉さん 櫻井  奏音(さくらい かのん)

 キーボード、ギター、作曲担当。幼い頃、天才ピアノ少女と言われていた神童。音楽関係のことなら何でも器用にこなす。作曲はインスピレーション重視、頭の中に勝手にメロディが浮かんでくるタイプ。口数は多くない。子どもの頃は大きなピアノのある裕福な家に住んでいたが、父の会社の倒産で没落。離婚後、母親の連れてきた男に暴行されそうになったところを弟が刃物で刺し、その事件がきっかけで、姉弟で養護施設で暮らすようになる。弟の盲目的な愛は嬉しくはあるが、たまにうっとうしがることもある。幼い頃、ピアノコンクールで奏に出会っており、その頃から惹かれていた。奏がお忍びでライブを見に来た時にこっそり声をかけ、いつの間にか付き合うに至る。


・弟 櫻井 詩音(さくらい しおん)

 ドラム、作詞担当。姉に盲目的な愛を注いでおり、姉以外の人間は基本的に下に見ている。病んだ歌詞を量産するが、姉に直されることも多い。学校に行かないことも多く、他の三人から色々と心配されている。ドラムを始めたのはちょうど空いていたからで、経験があった訳ではない。響や篤志に辛辣な言葉を浴びせることが多いが、心の中では信頼していくようになる。


・小鳥遊 奏 (たかなし かなで)

 響の双子の弟。天才ピアニスト。

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