「カレー」を含む小説

「重大な発表がある」ということで大勢の記者が集められたのは、人里離れたところにある研究施設だった。 どうにも怪しげな黒服に身を包んだ研究者と名乗る男は、会見場に現れるなり、こう言…

『チキンカレー（1,670文字）』 　――悩んだり悲しんだり心配したりするのって、人間だけだと思うの。とうとつに語りはじめる彼女。同棲カップルのとりとめのない会話。特にオチはあり…

　過剰に自己評価の高い中学生・瀬田ゆみるは、ある日トラックに轢かれそうな猫を見掛け、「自分なら助けられるのでは？」と道路に飛び出し、力及ばず轢死する。 　そのまま異世界に転生した…

アッツ島への短い追悼です。 気嵐（けあらし）ってさ、ホントに『シキモウレイ（引き亡霊）』に見えるのな。 日本人ならだれもが持つ、畏敬と悲嘆を言葉にしました。 どこの軍隊も大差…

同棲中の彼女とケンカして、部屋を飛び出した。 翌朝になって戻ってみると、彼女は俺の大好物のカレーを作っておいてくれていた。 良かった、もう機嫌を直してくれたみたいだ……。

病弱でお腹の弱い前田くんは、どうしてもバターチキンカレーが食べたくなってしまったのです。 彼の病気の天敵でしたが、這いずるように店まで行って、すべてを忘れて貪り食い、家に帰ってベ…

「思い出の海老のチリソース」では、もう食べられない事を語りましたが、こちらは今でも食べられる子どもの頃からあるカレーのお店です。

　横須賀でカレーとハンバーガーのセットを食べよう。どこの店にもある。どっちかだけなんてもったいないから。 　自衛艦カレーの缶詰を買おう。潜水艦は具が細切れ美味しい。きりしまはオー…

なんやかんやで死んで転生して異世界へ。 けれどその権利を使うことなく転売することに。 作戦は大成功で大いにかせぐことができたが……！？ ↓前回の投稿↓ 『二十余時間マラソン…

自殺した人の残りの寿命を回収する主人公。 特殊清掃業のかたわらで人助け気分で寿命を配り始める。 しかし、だんだんと噂に尾ひれがついていって……！？ ↓前回の投稿↓ 『ファン…

　スーパーで売れ残ってっしまったじゃがいもの数子。 　売れ残っているうちに痛み、もはや誰にも買ってもらえず一生を終わるかと思えたその時—— 　心優しい男子大学生が、数子を大事に買…

テストで悪い点を取って、教室でショボくれていたらクラスメイトの柴藤さんが声をかけてくれた。 それにしても、いきなり「カレーを食べに行こう」だなんて……さてはまた何かの本の影響を受…

僕はカレー専門店の店長だ。僕の作るカレーは暗黒のように真っ黒い。僕はそのカレーを17年煮込み続けている。その間に僕はたくさんの人を殺してしまった。カレーにはそんな彼らの亡骸と残さ…

短編です。 深い意味もないです。 続きを書く気も前日端を考えるつもりもないです。 ただ登場キャラクターは無駄に造ってあります。

こんにちわ！ミコミコパンです！ 当店は焼き立てパンをお届けする宅配サービスです。 ご注文いただいてから焼き上げますので、お届けまでに45分ほどお時間をいただきます。 それではお届…