「短編、ショートショート」を含む小説

「なあ、知っているかい。条件反射の小噺を」「知らないわ。なんの話？」カウンターの隅でカップルが話し込んでいる。

廃棄された街。 集められた犯罪者たちに与えられたのは、勝てば莫大な賞金と自由の身が手に入るチャンスだった。 敵は百戦錬磨の名探偵。 探偵を殺すのは、誰だ。

そう思っていなくても、そう言わなくちゃいけない時代。そうでしょ、香住。私、あなたへのこの想い、もう我慢するのはやめたの。あなたの長い髪、綺麗なネイル、細い腰つき。それを目にする度…

んー？

## 世界三大非実在性存在 - グレイ含む人型宇宙人 - 誠実かつ有能で党への忠誠心がある政治家 - オタクに優しいギャル ギャルはお金持ち設定にすると良いと日本書紀に書いてあ…

1話ずつ完結いたします。 題名が気になった話からお読みいただくのも 良いかもしれません。

ここに納められているのは全て始まりを迎えられなかった物語です。全てあるべき始まりも与えられず、また辿るべき導を失った物語たちです。もはや世界の残骸は消え去ろうとしています。どうか…

「聡明なる助手の和都くん、この事件はおそらく解決だよ。さあ、関係者全員をこの部屋に集めてくれ。サークル仲間の男女6人とこのペンションの管理人ご夫妻。

この宇宙の創造主による独白です。 (2014年に書いた作品です。タイトルだけは新しくしてます)

透明人間になるために必要なものは、薬でもマントでも魔法でもない。 その『✕✕』さえ知っていれば、誰でも透明人間になれるのだ。 そして、透明人間になるために必要な『✕✕✕✕✕✕…

桜をテーマにした小説投稿企画に応募した作品です。なんとなく思い浮かんだ情景を短編百合にしてみました。

おじいちゃんがいつも持ち歩いていたノートがおじいちゃんが死んだ日に消えていた 僕は病室に忘れていった星座早見表を手にとって思い出した 「この日記には大切な人に伝えたいことが書かれ…

ある日の放課後、下駄箱を開けるとそこには一通の手紙が入っていた。中身はなんとラブレター、ただし差出人のところは何故か数字で書かれていた。僕はこの一世一代のチャンスを逃すまいと、貯…

「いえいえ、これも国民の皆様のご理解とご声援があってのことです。こちらこそ、ありがとうございます」

寝たきりのまま意思の疎通が取れない私であったが、あの看護師の男だけは違った。

ひとり暮らしを始めた娘からの電話。 一年ぶりに声を聞いた。 その電話の向こうでは、インターホンがしきりに鳴っている。

なんとなく書きたい衝動に駆られたので、一時間ちょっとで書き上げました。 追伸……続きます。

駐車場の位置が分かり辛かったが、作業服の案内人が身振り手振りで教えてくれた。あなたはあちらです、と。指示されるまま、中古の軽でぐるりとUターンする。確かに男は身障者ではない。遠い…