「日常の物語」を含む小説

【あらすじ】 王立図書館。 そこは古今東西の国内国外を問わない様々な書物を収蔵した知識の泉。 その図書館の一角には、当たり前のように多くの魔導書が収められている。 人に力を与える…

日本のどこかの県にある十久札町(とくさつちょう)と言う町があった。そこには日々、『悪』と『正義』がぶつかり合うのが日常であり、平和である象徴とも言えた。そんな町で一人の青年が『正…

日常。 トラウマ。 物語。 短編集。

白石出水が高校１年の２学期に入ることになったのは、ある生徒が提案しつくった『実験委員会』という独特なものだった——

17年間暮らした東京を離れて、ある日ぼくは旅に出た。同じ日に、東の方で大きな地震が起きて、原子力発電所が爆発した。放射性物質が風に乗り世界を駆け巡った日に、ぼくも小さな風を見つけ…

本人に曰く、何のとりえもない大学生の沢村健之（さわむらたかゆき）と学内でも指折りの美少女（本人自覚なし）の榊柚希（さかいゆずき） これは彼らが出会い、その卒業までをつづったささ…

1999年7月2日、他の世界ではどうか知らないがうちのとこでは、大昔のひげのおっさんとの約束を律儀に守った恐怖の大王が降臨した。 　世界中でそいつはあらゆる世界をつなげて、万物…

生物の時間だけが止まった世界。子供は子供のままで、老人は老人のまま。そして、妊婦は妊婦のままで、死体は死体のまま。産まれてくる命は無く、終わった命の形が消える事もない。そんな壊れ…

主人公、一之瀬よだかが引っ越したシェアハウス『パンドラ』の同居人はみんなユニークだった。 どう見ても地球外生命体の管理人、背広を着たロボット、ピストルを持ったお姉さん、ヴァンパイ…

魔法が息づく世界に住む師弟のもとには、今日も様々な者が癒しを求めてやって来る。 魔術師としては一流だがその他諸々は壊滅的な師匠と、そんな師匠を支える半人前の弟子が繰り広げる、不思…

これは、ありふれた日常の物語。 ただし、少し不思議な。 少し不思議な物語がテーマのサクッと読める短編集です。 野生の雑種犬が今までに発表した作品が中心ですが、新規書きおろし作…

日本では、『雨』に様々な名前がついています。そんな雨の名前をイメージした、日常の物語。基本一話完結型の短編集になってます。

クラスの中心で騒ぎ楽しむタイプであった私、遊佐璃央子は あの日、あの時、深い考えもなく同じクラスの陰鬱メガネ女、雨音密の後をつけた。 たいして仲もよくないクラスメイトのちょっとし…