「あやかし」を含む小説

高校生の少年・加賀野 泰宏が所持する大正時代の蓄音機には、音々（ねね）という名の付喪神が宿っている。 見た目は女の子、しかし中身は老齢でちょっぴりワガママ。いつも楽しげに主様を困…

★あらすじ 銀嶺市の郊外にひろがる林野の綾樫郡に、八蛇神社という廃れた神社があった。 この神社に侵入した桃井文太郎という初老の男が首を斬られて、変死する。 その惨劇を、ひや…

霊験あらたかな地、日光。そこでは古くから鬼や悪魔が跋扈し、人々を唆して災いを引き起こしてきた。 人と鬼や悪魔を繋ぐのは、ＰＰＶ――psychopath(サイコパス) virus(…

　昭和の当時、田舎町の小学生だった津川雄作（つがわ ゆうさく）は、禁足地の山で水面（みなも）と名乗る少女と出会う。二人は次第に打ち解けていき、水面は自分が明治初期に水神の捧げもの…

皆様が乳児の頃の物語。貴方は彼らのことを覚えていますか？ (PV83/★29=2.86)

私の名前は、夜竜。 長い時を生きてきた竜。 魂夜堂、それは私が棲みつく相談屋。 私は魂夜堂の女主人。 相談屋って、何ですって？ その名の通り、相談を請け負うところよ。 も…

昭和１９年、秋。急きょ帰国を命じられた弘幸が東京で受けた新しい命令は、《閣下》と共に《いわくつき》の宝物を疎開させよというものだった。 （一話ごとに、独立した話になります）

此処に記す物は全て「妖あやかし」と触れた者達の記録である。 日常を過ごす人と妖とが成す心温まる物語などを綴る短編集。

【登場人物設定】注＊本編ネタバレあり 鏑木紗智 髪の毛、瞳の色：黒曜石。小柄な体型、幼稚な体型だと思い、本人は気にしている。髪の毛は肩まで掛からない長さで、保っているのは、背…

ある日をきっかけに特殊な能力を手に入れてしまった、男子高校生、上條晴翔の非日常的な毎日。妖である柊と…

滝壺彩佳は、ごく普通のOL。つまらない会社で働いて、平凡な日常を送る27歳のアラサーだった。 だけどある日、子供を庇おうとして車に撥ねられた時から彩佳は別世界にトリップして…

高校生の小泉有也は、日常に嫌気がさし、学校に伝わる怪談「四次元の鏡」によって異世界に逃げこむことを計画する。忍びこんだ深夜の学校で、彼は思いがけない人物と出会う。真夏の夜のオカル…

「赤田君は体から女々しさがにじみ出てるのよ」 アルバイトの自分に自信が持てない主人公赤田を笑いながら弄る社員の木崎さん。 そんな何処にでもある日常に、一つの風が物語を吹き込んだ。…

幸せだった男の身に降りかかった出来事は、彼を豹変させた。 （※続編的作品【嘆きの断片】現代ファンタジー　https://kakuyomu.jp/works/1177354054…