「私小説」を含む小説

しのはらみさきさんへの思いを拗らせた私の心の中では、様々な感情を持つ私が乱立していた。 みさきさんへの思いに結論出すため、私は全私による脳内会議を招集する。 告白を急ぐ私、みさき…

第1回 俳句・短歌コンテスト 短歌一首部門 応募作

筆者の体験に基づくものを書きました。 純文学系の賞に送ろうと思っています（その賞はネット公開しても良いみたいな規定があったのでネットでも公開します）

1000文字以下の短編小説。誰もが味わうあの苦い思い。主人公の『私』を中心に描く才能の世界は時に美しく、時に残忍。『この海の底まで』に続く、和田真央の完全新作。是非とも御一読くだ…

６月の中旬、夏の訪れをふと感じた日の話。

「失われた30年」を生きた著者が、個人的に失ったものとは。 心凍らせて無為徒食に生きた若かりし著者の、ナンダカワカラナイ思考実験あるいは意味を失っているかのような詩情。

　うつ病とパニック障害を抱える『私』の、約十七年の病気と共に歩んだ闘病記録です。 （※作中、自傷のエピソードがございます。苦手な方は読む事をお控えください） 　過去から現在、そ…

　壮齢である新田は、四十六歳の時銀座の広告会社に転職した。会社では毎年春になると健康診断が行われる。その健康診断で新田は大腸癌の疑いを指摘された。 　大学病院で検査した結果、結腸…

ある年のお盆を控えた頃のこと。 当時　祖父母が飼っていた犬の夢を見た。

この小説を書きあげなければならぬ――自分の一生をかけた闘いに挑んでいた「わたし」だったが、その決意をくじく事件が起きてしまう。焦燥と悲劇は「わたし」の心身を蝕み、白旗をあげろと「…

才能はどこかで溝に落としました。 そんなただの凡人でも、もしかしたら、他人が知らない面白い体験ができるかもしれない。 そう思ったのでエッセーを書いてみる事にしました。 誰に届け…

憧れた会社に入り、配属後1週間で本格的な業務が始まる前に適応障害になってしまった人の話。

帰省すると、ずっとそこにあるはずだったコンビニが潰れていた。

　これらは「ことば」をつきつめた「詩歌」とは呼べないかもしれない。それでも何となく気に入っていたりするので、供養させてください。 　 　

　長年勤めていた会社が倒産し、途方に暮れていた僕に起こった奇跡とは・・・。

若くして旅立った、大切な【彼女】からのメッセージ。

イベントが終わり、下宿へと帰る途中、友人の西沢から連絡があったことに気付く。彼と話しているうちに、それとも、彼に後押しされたのか、わたしは胸に抱いている「二つ目の夢」を諦める条件…

今日も今日とてソラから色んなものがの降ってくる。 それぞれの主人公たちにとってそれは嫌いなものでありながら、共に過ごしていかなくてはならない現象なのである。 ショートショートショ…