「短編、ショートショート」を含む小説

すぐ読めるショートショートです。意味が分かると怖い話、通称『意味怖』です。

働き者の従業員がいたとして、そのおかげで業績が伸び給料を上げられるのか。あるいは。

約七年前に書いたショートショートの習作です。

剛立時 鎌太郎は父が死に形見である。家を相続する。ただ、屋敷は広く鎌太郎は働いているためメイドを雇うことにする。 そして、鎌太郎が出勤しようとするがメイドが付け足す一言が気にな…

久々に会った男たちの、なんてことのない日常の会話。

無限、すなわち限りのないこと。限界がないもの。一体、どこにそんなものが存在するのだろう。

主人公の相場 翼は女子に告白されまくって困っていた。上手い告白の断り方が出来ず落ち込む翼は友人の祐介に慰めてもらうことどうすれば上手い告白の断り方が出来るのかアドバイスをもらう…

文字で書いたスケッチブック。最終話のみ短編小説になります。 2022年7月開催「文を綴り披く月」参加作品。

生徒会長に就任した清井きよい正雄ただおは、その長身に宿る端正な顔に笑みを浮かべた。自慢の教え子の躍進に、先生も鼻が高い。「しかし先生、今回の選挙、実は私には大きな目的があるのです」

ミチはいつも僕の手を引いていろんなところに連れていってくれる。僕には見えないけれど、ミチにはいつも何かが見えている。

僕こと鈴鹿 貴教は13年片想いしている葵ちゃんに今日の花火大会で告白するつもりだ！ でも、現実は「好き」だけが聞き取れずもう一回などというロマンチックなことはなく誤解が生まれるば…

画家の藍沢孝介が殺された。 事件の重要参考人となった主人公は、頭部を殴られた衝撃で記憶をなくしていた。だが、なんらかの“青いなにか”だけは引っ掛かる。 記憶を引き戻すべく、担当刑…

一人の人間の日常を切り取ったお話。初投稿なのでとても短いです。 何でもない生活の出来事、会話、外から聞こえてくる情報をどう感じるか、淡々とした反応で描いています。

わるい鬼をやっつけました。 ねぇ、それって本当に正義だったの？ 有名な日本昔話を悪者目線になってリメイクしてみたシリーズです 一話一話独立したショートショートとなっておりますの…

宇宙の彼方、N88星雲。通称「光彩の国」にて。銀河警備職員ウルティモマンは、キングと呼ばれる彼の上官と面会していた。「君は、地球という星で東郷《とうごう》秀雄《ひでお》なる男と一…

1話完結。短編

「やったぞ。これでいけるかもしれない」マグカップを片手に、女が傍そばに立つ。「やっと出来たの？ 例の開発中のAI」

高校入試のために受験勉強をしている主人公は、最近ラジオを勉強のお供にすることにハマっている。 ある日、偶然ラジオから流れた「人間のクローン技術」という夢物語が、彼の心の奥底にあ…

天から祝福の雪が舞い降りる今日は神様とやらが誕生した記念日らしい。 お祭り騒ぎのような異様な熱気に包まれる中、私も今年ばかりはワクワクしていた。 今日ばかりは親友と目一杯のおめか…