「忘れないでよね」を含む小説

今日も俺は、オンラインRPG「ソルシエールの裁縫箱」をプレイしていた。推しのオルガンディは回復役でありながら、前衛を守りつつ攻撃も繰り出す二刀流。俺の嫁さん、マジで尊いわ。 にや…

小学生の頃から、なぜか私は傘を忘れやすかった。 社会人になってもその悪癖は治らない。まとめて傘を持ち帰ろうとすれば、後輩からは「二刀流っスか？」とからかわれる始末だ。 ――悪いの…

もう忘れてしまったけど、そういえば七夕というイベントが昔はありました。

君は孤高の一匹狼？ ちょっと怖い顔、鋭い目つき。 群れない、愛想のない君が、私にだけ見せる顔。 「今、笑った？」 「集団が苦手なだけだよ」 少しずつ君との距離が近づいて……。 私…

人の噂は七十五日。人間は、健全に暮らすために「忘れる」を備えている。しかし、人為的に起こされ、被害者の無念が晴らされない事件に対しては忘れ去られてはいけない。加害者がいる。その存…

気まぐれな運命に翻弄されても、願いが叶わなくても、あなたに愛されたことを私は忘れない。

男子高校生の日常。 「シイタケ」「ナメコ」「キクラゲ」というあだ名で呼ばれる三人組は、山歩きの途中でみごとなシイタケと出会う。肉厚のカサと太くどっしりとした柄をもつそのシイタケは…

「私、アキヒト・エラーヒトはレイージョ・アクヤークと婚約を破棄する」 王太子がレイージョとの婚約を破棄して自分と婚約する夢を見たミヅキ。そんな夢を忘れて、高魔力者であることか…

OLのカスミは最近、ど忘れがひどい。 ある日、コンビニを訪れた彼女は大好物のいちご大福を見て呟く。「いちごの入った大福……これ、なんだっけ？」 彼女のど忘れには「秘密」があっ…

十年前とある村で起きた児童連続殺人事件。唯一の生存者である安東琴音は事件当日の事をショックから忘れてしまい、村人から迫害を受け村を離れ都会で一人暮らしていた。事件が起きた日の一週…

【一章あらすじ】 人生に絶望していた元極道の前に突如あらわれた謎の女子高生。 「クッキー屋さんになれ！」とケツを叩かれながら、のし上がっていく。 しかし訪れた突然の別れ。決して忘…

「俺は追放されたのだ……」 その者はそう思い込んでしまった。魔王復活に備えて時の止まる異空間へ修行に出されたまま1000年間も放置されてしまったのだから……。 魔王が勇者に…

主人公　水城　里緒奈　(みずき　りおな)の青春時代に訪れる最大の不幸から見る新しい視点のラブコメディー

　この世界は箱であり、上位の存在の采配によって生死をも操られてしまうような場所であった。 　箱と箱の狭間、忘れられた世界でただ一人存在する『私』の話。

目を覚ますと、僕は病室のベッドで横になっていた。 周りを見渡しても誰もいない。 外の風景は、時が止まっているのか、風で舞う木の葉が空中で静止している。 「おはよう。」 透き通…

立ち向かい、抗う事を忘れない。（※重複投稿しています）

高校生の瀧本千秋は姉から譲り受けた乙女ゲー《聖女の祈り》の2つのエンディングの内容に納得いかず見事にキレ散らかしていた。 何故ならどのエンディングも正真正銘の本物の聖女であるミス…

何歳になっても。 母のおやつは、忘れられません。 そんな小さなエピソード。 良かったら、御読みください。

忘れられた箪笥の中からでてきたのは、古びた戦争のカケラでした。

「貴方は半年後消えます」そう告げられた少年が大切な人たちに忘れられ、別れるまでの話。――どうか忘れないでください、ここで過ごした日々を、恩人を。それは貴方の生きた証です。 ※本…