君の全てを忘れない
豆
第1話 期待の春
私は水城 里緒奈高校2年のJK!高校進学してから同じ中学の人が少なく、友達ができるのかが不安だった。でも私はいつでも元気にそして楽しいを探す為に多くの活動や交流を得て、友達もたくさんできるようになった。そして1年生を終えて、2年生へと上がる!それはもう楽しさで胸がいっぱいです。
なぜなら!1年の時は知らない場所、知らない人で溢れていた高校も今では色付き、輝いて見える。3年生になってしまうとあと1年ということであっという間と考えてしまうが2年は違う。進学や就職など考える人は少なく、自由に謳歌できる1年である!
「おはよう!皆今日は何話してるの?新学期早々から〜」
「そりゃ〜決まってるだろ席だよ席!」
今話しているのは私の友達の橘 優香である気を使うことなく、共に悩める親友と言ってもいいだろう!
「席なんて後ろの席一択でしょ!」
「いいや、わかってないな〜りーおは」
「どう言うことよ!あ、また彼氏候補とか考えてんの?」
「そんなこと8割しか考えてないよ!私がいつもそう言うのしか見てないみたいに言わないでよ!」
「8割って相当じゃん。じゃーマシなの期待して2割を聞くか」
「寝れる場所」
「聞いた私がバカだった。そうだった優香はそう言う人でした。」
「褒めてもなんも出ないよ〜」
「はいはい、すごーい」
「ちょっとはへこめよ!私がバカみたいじゃん」
「私じゃ!ダメなの?」
「その彼氏にするような面倒臭い言葉使わないでよ」
「そんなことより、りーおは彼氏作らないの?」
「なんで今更を聞くのさ」
「春だよ!出会いの季節!デビューだよ!」
「そんなこと言ったって、新しい人増えるわけじゃあるまいし」
「いいよね〜りーおにはお似合いの人がいて」
「なによその言い方、有人とはなんもないって」
「そんなこと言って気がついた時には付き合ってましたーなんて言い出すんだよ!」
「私にはわかる!観念しろ!」
「そう言ったて何もないよ」
そう言いつつも私も恋の一つくらいはしてみたいものだ。どんなものなのだろう。まー有人が付き合いたいって言うなら付き合ってもいいけど、ってなってるから2年になっちゃうのか。
「じゃー賭けようよ。りーおなら有人を落とせると思う。りーおが告白するの」
「まってまってむりむり!なんで急に!それに私にメリットないよ」
「振られたら私の慰めとあの写真消してあげる。」
「まだもってたの!消したって言ったじゃん!」
「りーおのあんなえっちな下着の写真消すわけないじゃん。純情そうに見えて本当は...」
「あーあーわかった!わかったから!」
「わかればいいんだよ」
「でも告白の結果関係なく消すこと!いい?」
「まーいいよ、それで」
仕方ない。これは仕方なかったのよ。私がしたいからとかじゃなくて仕方なくだから、ね?
君の全てを忘れない 豆 @kakitaku
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