「SF？ 短編」を含む小説

もしも私が小説を書くとして、『家族』の話を書くとは思わなかった。 「母」は誰にでも（少なくとも生まれた瞬間は）居るし、どの母も「死ぬ」。 当たり前のことに見るか見ないかの選択肢し…

やがてこの世は、フクロウにまみれた世界になる。 それは極上のユートピアか？　救いようのないディストピアか？ すべてがフクロウですべてがフクロウじゃない、フクロウ至上主義小説。

月世界に住む翠憐（すいれん）と遠雷（えんらい）は、雨の日に路地裏に倒れている青年を助ける。彼は病院に行くことを拒み、目覚めると自分は欠陥品のアンドロイドで、自分で自分を破壊するた…

某SF短編賞に応募して落ちたやつです。 応募原稿そのままなのでカクヨム用に空行を入れたりはしてないです。 段落頭の空白が抜けてたりするのはWord君からtxtにコピペしたからかな…

赤沼稜太という男の物語。 第10回創元SF短編賞に応募して、一次選考に通らなかった原稿の公開です。

戦争のために育てられた男。初の現場で男は不思議な少女と出会う。 少女は父親を探してると言った。

クラウドファンディングをテーマにした短編です。 ここではお金ではなく「あるもの」を集めます。

※大地鷲様主催自主企画　「第1回　読ませて！　横暴編集長！」からアイディアを拝借致しました。 世界は、滅亡の危機に瀕している。それを救うには、君たちが必要だ。さあ、世界の救世主と…

宇宙空間遊泳システムを搭載した無人飛行船Ｎ―０１１２が再び、原因不明のバグを起こした。 広大な死の空間を漂う機体に、一体何が起こったのか？ 人工知能のシンギュラリティは都市伝説…

大地鷲様の自主企画「第3回　読ませて！　横暴編集長！」用の作品です。 キャッチコピーは作品と余り関係ありません。

日本全国、津々浦々は、必ず誰かにとっての近所。そんな「お隣」にある伝説に取材した作者が、名著「遠野物語」に敬意を表し、お贈りする短編集。もしかしたら、あなたが出会っていたかもしれ…

陸上の大会を一週間後に控えた僕は、流れ星にお願いをした──足が速くなりたい、と。すると隕石少女のメテオちゃんと名乗る謎の少女に出会い、僕の日常は狂い出した。

過去に失った思い出を求めBAR『ベルベットルーム』を訪れたセリーナ。 そこで待っていたものとは？ 少し変わったSF短編を読みたい人にオススメの作品です！

肩の力を抜いて気軽に楽しめる（といいなと思っている）全体的に軽めなSF系短編集です。

——わたしは、かつて見た桜の色を今も思い出せないままだ。 旧・下木潟(シモキガタ)村。伝統的な東アジアの農村の姿を映し出すこの集落は、木星の南半球上空だいたい六十万キロメートル…

詩のようなものです

この話は物語でなく、プログレッシブロックの歌詞の様なものなので気楽に読んでみて下さい。

太古から人間は変わらず、予想し続ける

アンドロイドが当たり前になった世界。アンドロイド製造会社で営業をしている青年は、幼少の頃の経験により、アンドロイドに苦手意識を持っていた。それを克服しようと購入した、一体のアンド…