わからずやのメトロポリスの夢うつつ

フランク大宰

第1話

わからず屋のメトロポリスの夢うつつ




忘れじのlast scene



何時だって今は昔だよ



太陽が上がり沈む



君は一杯のコーヒーで目覚め



一杯のジャスミンティーで眠る



夢の中でも君は薄情だ、アフリカで餓死する子供の夢もみない。


しかし、責めはしないさ、とても疲れてるんだ。


ジャスミンの香りなしでは、寝付けないほどに。




窓の外では、パトカーのサイレンが光る。


今日も近くの誰かが不幸になった。


そんな町の中で夢心地に赤く光るサイレンは脳を照らす。



騒がしいかなメトロポリス、煩すぎかな超現代社会。




そして、君は草原の夢をみる。遠くに彼女が立っている、白いワンピースを着て。



忘れ時の人、今宵も君を責め立てる。変えようのない過去、


それは未だに君を責め立てる。



ある意味、君は戦士だ過去と戦い今を葛藤する。


君には休みが必要だ。



ところで今日はどんな日だった?



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わからずやのメトロポリスの夢うつつ フランク大宰 @frankdazai1995

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