「ファンタジー・戦記」を含む小説

偉大な魔導師の残した魔法、その魔法を収めた書物を『スペルカタログ』と呼ぶ。その『スペルカタログ』を解凍する魔法だけが使える一族と継承させる魔法だけを使える一族がいた。この両一族の…

吸血鬼の傭兵家系に生まれた主人公エルフリーデ・フォン・アイゼンシュタイン。彼女の武者修行が始まる。

王国を守れ。責務を果たせ。国家に隷属せよ。境界戦線晴朗なれども、魔、多し。

2025年6月28日（土）、コミックス版の第一巻発売中です。どうぞよろしくお願いいたします。 唯一無二の力を手にした少年は、王の器もつ少女と共に英雄への道を歩んだ―― 報わ…

【黎明騎士団】別名『世界の夜明けを望むもの』 今から600年前に設立されたその騎士団は、国や権力に縛られない完全に独立した組織として存在する世界最高峰の騎士団。 そんな騎士団への…

クラス転移で魔人に生まれ変わった和人。 魔人と人間、相入れぬ二つの種族は争いが絶えない。 迫り来る軍勢、元クラスメイト達。 争いを愛し争いを憎む戦闘狂は加速する世界を駆け抜ける。…

大陸歴669年。 未だ夏の残滓を引きずる大陸南方――スクトゥム王国に、北方の大国〈鉄の帝国〉が宣戦を布告した。 国境線で続いていた一進一退の攻防は、帝国の智将ヴィルヘルムが山岳地…

三十路は【遅咲きの英雄】となるか――？ 「30歳になったら兵役を終え、この力で悠々自適なスローライフを送るんだ！」 貧困から抜け出すため、望まずして15歳から兵役に就いていた…

戦国末期、石田三成は処刑寸前、雷に打たれ現代に転生する。 目覚めた先には、かつて運命を分かち合った男・徳川家康（徳永康秀）が築いた巨大企業「京都プロセス」があった。 佐吉と名を変…

卑屈な少女が「ひええ」とか「ふええ」とか言いながら周りの人を巻き込んで、ときには助け、ときには不幸に落とすドタバタファンタジー。 　◯ ほとんど記憶がない少女が気づいたら魔…

欲しい物は奪い、行きたい場所には行き、邪魔する者は排除する。 法律もルールもマナーも気にしない。 自らの美学に則り生きる彼は世界中に名を轟かせる大悪党ナイトメア。 誰にも理解さ…

はるか昔に地に降り注いだ光が人々を7つの国に分けた時から、人間は人を喰らうモノノ怪と戦ってきた。 そして今、雪に閉ざされた「白の国」白蓮では若き新王、満の戴冠式が行われようとして…

世界はかつて、八本の“雷の剱”を生み出した── それは神の業ではなく、 人々の祈りと呪いが綴った“意味の兵装”。 そのひと振り、《咲雷（さくいかづち）》が目覚めた日、 王都リリ…

大陸最強と謳われた伝説の弓使いエオイン。その唯一の弟子である少年シータは、師と共に穏やかな日々を送っていた。だが突如として二人を襲った帝国の非情な刃が、その日常を奪う。師を失い絶…

影見島をめぐる激戦の果て、世界は静かに崩れ落ちた。 雷鳴が轟き、鬼と妖がうごめく戦場に降り立ったのは、神話のような剣士・ローラン。 誰も太刀打ちできぬ“戦神”が、嶽王すら討ち果…

アーリア戦記から抜粋。 帝国歴５１５年。サナリア歴３年。 サナリア王国は、隣国のガルナズン帝国の圧力により、国家滅亡の危機に陥る。 従属せよ。 これを拒否すれば、戦争である。 …

「私は、忌まわしい呪いそのもの」 紫に染まる街で、少年として生きる盗賊の少女ルクス。 唯一の家族である妹を失った日、彼女は英雄の欠片をその身に宿す。 これは、神々に叛逆（は…

小説家志望のイケメン大学生、秋山は科学オタクのイケメン友人の春樹と共に毎日の如く図書館に通っていた。そんな秋山には脳内にファンタジー戦記のプロットが出来上がっていた。さっそく書き…

ここはどこだ。青い塊を見上げて呟く言葉は、いつも同じだった。いつからここに、いつまでここに。答える声はない。ただ、青い物体は決まって顔をのぞかせるし、決まって沈んでしまう。 俺の…

妖の蔓延る第二の戦国時代、天下に最も近いと言われた鷹山武士団。 圧倒的カリスマの団長。 真面目な兄貴肌の副団長。 都から逃げ出した姫君。 姫君第一の元従者。 都から派遣された元…