「SF(少しファンタジー)」を含む小説

吐き捨てた将来は、明るいイメージなんて持てなかった。 嫌いだった進路指導。どうせ僕には夢など無い。 未来なんて、将来なんて、大嫌い。

　雨竜遊馬は、どこにでもいる普通の男子高校生。しかし、彼の部屋は普通ではなかった。『なにか』が通る時、六畳一間が異世界へ繋がる！ 　『あちら』と『こちら』の狭間の世界。 　異世…

これは現代に近い、それでいて違う世界のお話――。 アスナザール大陸、海の玄関口《クラストルド》。その街外れには修理工場があった。 ハイロード・スティッカー、18歳、男性。彼がこ…

幼いある日、一日だけ一緒に遊んでくれた友達。 長じて後、一時間だけ喫茶店で話した何処か懐かしい人。 最期の時、手を握ってくれた名も知らぬ人。 俺の、タイムトラベラーの、友達。

星新一賞に応募しようと書いた作品 全然筆が進まなくて、結局〆切前の2日間で一気に書き上げてしまった 〆切に間に合わせた感が残ってるかも

ある日、女性の優しい声で目覚めた。 その女性は、自分を『姫』だと言った。 その女性は、俺を『ぽち』だと言った。 姫は、旅をしてると言った。 俺を、旅に連れて行くと言った。 世…

高校二年生の隼人は、ある夏の暑い日に、親友の陸太からプールに誘われる。九時に現地集合で、と約束した隼人だったが── ある日、どこかで、『少し不思議』な物語。

少し不思議でSFな短編集です。