「神様と青春」を含む小説

望まないオカルト研究部に所属する比木間出雲。そして同じくオカルト研究部に所属する後輩、月垨ほこら。 時にはめぐり逢い、時には月垨ほこらが持ってくる現実とは解離した怪奇現象。 山の…

高校でバンドを組んでいる螢は、双子の兄の昴が苦手だ。 なんでもできて、人当たりが良くて、人気者で……。 そんなことを考えて迷い込んだ杜に住んでいた狐神様は、僕の顔を覗き込む。 彼…

15歳の春。高校の入学式の日に僕は他人を助けて事故に遭い死んだ。――いや、正確には死ぬはずだった。 事故に遭った僕は死の間際で神様に願いごとをしたらしく、何やら僕に恩がある神様が…

日下部黎と桜川愛菜の二人の本を交えた日常の話。 加筆修正改正版、20000文字完結読み切り版。 本の神様　連載用　https://kakuyomu.jp/works/16818…

　大学生でアマチュア小説家の多彩真は、ひょんなことから自分を小説の神だと名乗るロリポップ・ノベル・キャンディと出会った。 　いつかはプロの小説家になるために奮闘する真と、真に小…

どこにでもいる工場勤務をしている22歳の男菊月蓮はある日目の前で少女が交通事故にあう。 蓮は生死をさまよう少女をなんとか救出することができた。 しかし、医師からはもうそう長くはな…

電車の乗り換えに失敗したせいで、大好きなあの人との初デートに遅れてしまう。 人を運びきってがらんどうになったプラットホームの上。私は動けないでいた。 『3番線に、特別列車がまい…

神に祈る暇もないくらい

聖女は神に祈りを捧げる｡

※ 旧『無彩色の夢』です。 　結人は入院先の病室で不思議な女の子の雛に出会う。他愛のない話で盛り上がる毎日であったが、ある日、看護師さんのある一言で平穏な日常に亀裂が入ってしま…

神様の子、日衣は興味のある下界に神様の手で下ろしてもらうことになる。毎日日が暮れるまで社会見学をする日衣は、潤子、元気、太一、唯たちと出会い、普通の子供のように楽しんで遊び回る。…

十何度目かの春。 一つに束ねた黒髪と新調した銀縁のメガネ。ほんの少しのイメチェンをした私、津々浦 麗は、家から近く評判もまぁまぁ悪くない進学校に入学した。 「よろしくね津々浦さん…

　高校二年生である僕、神楽京馬は学校帰りにいつも清々神社に立ち寄っている。だってそのまま帰るのは暇だし。田舎だから立ち寄るショッピングモールなんざないし。 　しかしある日のこと。…

世紀末から何年？ 乙女だけが入れる学校へ入れちゃった！ 魔法少女になりながら世紀末を勝ち取るバトルもの？

友達もおらずずっと一人でいる高校生の法華津時雨は冬のある日、桜の匂いに誘われて古びた神社に辿り着く。 そこには不思議な青年がいた。 青年は陽古と名乗り、遥か昔からここに住んでいる…

ある朝、通勤路で私は見慣れない小道へといざなわれる。 道の先、鳥居らしきものが見えたので、神社へ続くであろうその道を上り続けた。 106つの鳥居をくぐり、たどり着いた場所……。…

思春期真っ只中な僕達 ピチピチな女子高生が出会ったのは 「私はカモという ネギを背負う方じゃない。苗字だ」 1人の男の子。 事態は想像の斜め上を進行していく。 …

自身にコンプレックスを持つ主人公。そんな彼女が気が付けばパッと見るだけで目を引く、浮世離れした様な華のある容姿を持つ同級生、希龍雫玖と共に、彼の実家である水没屋敷で何故か一緒に夏…

あらすじ…… 高校一年の春、東京から祖父母の暮らしていた町、自然豊かな風ノ宮町に引っ越して来た神風とおる。 入学式が終わった帰り道、彼は一人の少女と出会う。 その出会いは忘れられ…

「文月さんに告白したいけど勇気が出ない」 「気持ち悪い」 「冷たすぎる！」 　昼休憩に本ばかり読んでいるクラスメイトの理人(りひと)はページから目を離さずに言った。 「じゃあ…