「怪談 ダーク」を含む小説

　質屋・籠（こもり）は、誰かの思い出が詰まった品を担保に、金銭を融通する質屋だ。 　ただし、その品が質流した場合、所有者は受け取った多額の金銭と引換に、その品にまつわる思い出を全…

高校２年、上島拓斗はチャラいヒップホップ野郎だった。 とある月曜日、３バカトリオのユルい日常は、事故「死」と「変身」で装いを変じる。 取り返しのつかない新たな日常がはじまるなか、…

男子高校生の榊守綾人（さかきもりあやと）は、夏休みの夕暮れ、一人、父の書いた小説を読み耽っていた。 そんな父が描いた物語の「きさらぎ駅」に現れたのは、奇妙な赤い唇の女だった。 自…

◆　◆　◆ ※　残酷な描写を多く含みます。苦手な方はご注意下さい。 ◆　◆　◆ Ｋ小学校には、昔から不思議な決まりごとがあった。 なぜこんな決まりごとがあるのか、生徒は誰も…

幻霊生輪(げんれい　なまわ)は２４歳だ。 神主見習いをしている。 いずれは宮司として社一つを任される予定だ。 生輪は、東京のとある、神社を預かる事となった。 その神社の境内の…

最低な人生だった少年が、ある契約を機に異能の力を得て世界に復讐するダークヒーローファンタジー作品です！

この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載しています。

大学生二年の夏。 私は標本屋に行った。 そこで一匹の青い蝶の標本を買った。 それから私の周りに蝶による怪異が起こるようになった。

カクヨム短歌・俳句コンテスト、短歌の部参加用の短歌集です。 タイトルの通りホラー的な内容を含みますので苦手な方はご注意ください。 本作は別の投稿サイトにて掲載した短歌の一部を抜…

微クトゥルフな異世界怪異譚。

———祖父に呪いをかけられた。 神室來は、かつて飢饉の元凶とされた人柱を守護する「防人」という役職につく。物言わぬ遺体と向き合い、來は、古来の人々の犯した功罪に身を委ねていく。

当機関は、超常現象や怪異などを調査し、抑制するために存在する組織です。

その禁破るべからず。

　誰かが部屋の明かりを消し、蝋燭がわりなのかは分からないが、テーブルの真ん中にライトが置かれ、その光がぼんやりと五つの顔を浮かび上がらせる。 　体格の大きい、おそらく最年長の男…

大学の夏休み、私はキャバクラで働いた。 そこで席に着いた、あるお客さんが私に奇妙で奇怪な話をしてくれた。 それは現代の暗黒に満ちた残酷な幻想譚。

【基本1話完結】 様々なモノに 人々に 世界に 記憶は宿る 散り散りになった記憶の欠片たち たくさんたくさん集めて 大きな時の記憶を辿る世界へ

オカルト、怪談話、噂話……。 それらの口々に語られる怪物はやがて形となって具現化し、人への脅威となる。 その“怪物”を人知れずに殺す存在もまた、噂として語られているのかもしれない…

ある日、見たこともない異形―隠（おに）という存在に突如襲われた天見柚月（あまみゆづき）は、怪我を負った妹の奈留（なる）を背負ってあてもなく暗い森の中を逃げていた。 けれども逃…

私は心を病んで、ひきこもっていた。 私は夕方にコンビニに朝食を買いに行く。 私の後を付ける何者かがいる。 それは私の心の病が見せる幻覚なのか、なんなのか……。

私は伯父さんの別荘の付近にある森で、幼い頃に神隠しにあった少女と再会する。 誰もその少女の事を覚えていない、けれども、私だけがその少女の事を覚えている。