「ファンタジー/歴史 ファンタジー戦記」を含む小説

もしもの歴史を思い描き、戦乱と人間ドラマをファンタジーとして再構築── 北の高句麗、南の百済、山間の新羅──かつて一つだった檀国の大地は、三つの勢力に分かれ、互いに覇権を争う戦…

　狐姫。 　狐憑きの容姿をしたわたしはかつてそう呼ばれ、戦国時代で生き残るために一度は織田信長によって滅ぼされた朝倉家を再興し、その勢力を拡大させた。 　上杉家、織田家、北条家…

第二次世界大戦の真っ只中。 日本に突如として現れたのは――異世界帰りの賢者・時雨悠真。 異世界で魔王を討ち、神に「チート級の魔導能力」を授かった彼が、 帰還した故郷で見たのは、…

光はしばしば、闇を伴うものだ。 心を知らぬ独裁者。 心を捧げた騎士。 心を捨てた英雄。 感情が先か、命が先か、正義が先か──その順序が入れ替わるだけで、人間は残酷になれる。 …

天竺・須弥山を拠点として君臨する神仏の宗門は、外界の神々からの勢力におされ、その栄華を蝕まれつつあった。この負の状況を打開すべく、とある任務を託された毘沙門天が、救世の旅路につき…

「かつての祈りはいつかの君へ～狂王と呼ばれた少女～」に続く第２章。 神話と歴史が交差し、魔法が息づく時代、少女シリウスはグラン・シャル王国の玉座に就き、頼もしい七人の臣下と王国再…

時は慶安五年（1652）六月―― 御所より密かに連れ出された一子、その名は“真名井”。 託されたのは、七曜の忍びと呼ばれる影の者たちだった。 迫るは幕府の隠密、果ては甲賀の刺客…

戦国×現代×未来兵器――時を超えたバトルが始まる。 「鍔」は時を開く鍵。「スマホ」は最強の武器庫。 俺の知識が、天下を動かす。

されど神は貧弱な読み物を好まない。 これは蝶が二度姿を変えるが如く、二度世界を渡った一人の男の物語である。 主人公《オリヴァー》は異世界の探検家だった。 その世界はゼイウス歴…

英雄の物語は、幾千もの声に乗せて語り継がれる。 だが、その影にいた者のことを、誰が覚えているだろうか。 かつて、一人の戦士がいた。 呪われた鎧を纏い、血と泥に塗れ、剣を振るい続…

ヒーローは綴じ蓋男。 ヒロインは割れ鍋女。 桜咲く庭園で初めて出会った二人がくっ付いたら、その国の歴史が変わった話。 ※瓶詰め（意訳）注意 ※歴史物語風 ※無気力型ヒーロー×愛…

神話と歴史が交差し、魔法が息づく時代、少女シリウスは若干11歳にしてグラン・シャル王国の玉座につき、女王となった。少年オスカーはシリウスの側近となり、振り回される日々を過ごす。 …

心の弱さを知ることで、本当に強い人間となる。はるか昔の五つの国の物語。 【完結済でしたが、ブラッシュアップします。】

コスコ帝国は、パーチャ地方を統一し隆盛を誇った。しかし100年前、コスコ帝国は南北に分裂する。帝国の威光は衰え、時代は乱世へ。南北コスコ帝国に加えチムー王国、ワリ王国、ティワナク…

　見知らぬ土地にて目を覚ました。 　記憶を失いし個性豊かな男女五人。 　彼らが最初に出会した人物は……。 　なんと、【人類神】を名乗りし謎の少女であった。 　 　少女は言う─…

川と緑、エルトサラは大地に愛された豊かな国である。貴重な薬草の群生地でもある森は、エルトサラに繁栄をもたらし、国民は良く働き、王家との関係も良好だった。 特に愛らしい王子と王女…

　一九八五年、「大コミンテルン革命」が完成を見てから、約一世紀の時間が流れた。人類社会は共産主義の元に統一され、ブロック化され、効率化された生活が日常化していた。 　そんなふうに…

魔力0の欠陥品皇太子フェスタロ―ゼ姫、17歳。 周囲の貴族に馬鹿にされつつも、皇太子らしくあろうとする彼女に降りかかるのは非情な政治闘争。 策略にはまり王都から逃げ出したフェス…

古代より七つの王国が栄えるアルビオンの地。各国は守護聖石を分け合い、平和を維持してきた。しかし、サングリンドール王国の王が悪しき力に魅入られ、守護聖石を我が物にしようと企む。 …

旅行先で目を覚ましたら武田勝頼になった私。 武田家の当主として歴史を覆すべく、父信玄時代の同僚と共に生き残りを図る物語。 台本形式で綴っていきます。