「短編ホラー 短編」を含む小説

古来から「ムジナ」という怪奇の伝説が残る島。 そこに住む哲也と祐樹は、ある日森の中で不思議な石像を壊してしまう。 その日の夜、窓の外に奇妙な影を見た祐樹は……。

某ホラーノベルゲーム風をイメージしております……

最近巷で噂の『ソイツ』は、夕暮れ時になると現れるという。 『ソイツ』は、己の前を行く相手を追いかけてくる。 もし捕まったら、『ソイツ』と立場を交換させられる。つまり、それまで『…

神に祈って『何か』を消したはいいものの、一体何を消したのか。 消えた『何か』を、僅かに残る煙と残像から探し求めるホラーミステリー。 短いですがちゃんと(?)解決するのでご安心を。

第三十七回殺伐感情戦線、お題「壁」への殺伐百合です。

中学2年生の藤堂龍太郎はクラスメートの佐倉彩香の高慢な態度に辟易していた。 そんななか、龍太郎の学校である噂が流れていく。 それは放課後の通学路に現れる赤いコートを着た女の話だっ…

学校の先生は寄り道をしてはいけないと言う。 同級生の瞬から、とある噂を聞いた。通学路のどこかに呪われた鏡があって、それを見たら自身も呪われてしまうと。

冴えない底辺Youtuberの若宮裕太の元に、ある日一通のダイレクトメッセージがくる。 それは異世界転生チート販売業者からだった。ゲームのそれと同じ感覚で購入した裕太は、異世界で…

大学生となった主人公明人は、念願の一人暮らしを始める。新しい住まいに胸を膨らませ、思いきってドアを開ける！ しかし、部屋の中には髪の長い女性が暗闇の中たたずんでいた………。

母を弔った火葬場の収骨室で、ふと記憶の底から浮かんできたのは、わたしが小学生の時に発生したある連続児童殺害事件の犯人の顔だった。 ひょっとしてわたしは、とんでもない思い違いをして…

それは罰などでは無く祠の呪いなのかも知れない。

この町には突然子供が居なくなる事件が多発していた、その事件とはシャッター街となっている商店街の一角にある地蔵付近でよく居なくなるというものであった。 近くには、学校もあり人…

「最近出るらしいぞ…」 友人である田川のそんな一言を戯言とみなし、取り合わなかった航であったが…

あなた宛てにお届け物です。 それは、彼岸から――……。 ほんの少しのきっかけで『お届け物』を 受け取ることになってしまった人々の、四つの物語 黄泉から届く、世にも恐ろしいものと…

おとなしい小学生だった頃の私は、夏の終業式を終えてひとりで帰宅する。 その道中でいつも通りに路面電車に乗り込んだ私は怪異を体験する。 ※改稿前のバージョンを小説家になろうにて…

　バレー部の朝練に向かう俺には、毎朝必ず会うやつがいる。やつは、日に日に俺の後ろから近付いて来ていた――

同じクラスではないということが、かえって気安さとなって、図書室で過ごすうちに親しくなった、ライチの香りのする彼女。 けれど、私の気安さは、彼女にとっては甘く貴いものだった。 互い…

世界を見て、世界に囚われ、世界に……。