「咲いたので。」を含む小説

バイト帰りに桜がえらく立派に咲いていたので即興で書いた書き散らしです。

桜を見てはしゃぎ合うひとたちを横目でちらりと眺めて世を嘆くひとたちへ、一本だけで孤独にけれども誇り高く咲き誇る桜花（サクラバナ）をプレゼントいたします🌸

五月――。 俺が入学した高校の藤棚には、藤の花とともに百合が咲いている。 百合大好きな俺はこっそり盗み見るのが日課になっていたのだけど、見つかってしまい……。

　前回の『五分前に始まった世界で』の続きです。この二人の話は書いていてとても楽しいので、『哲学的バカップルシリーズ』としてこの先も続きそうです。 　今回も小難しい話を、今度は車…

　繁華街の外れにある。雑居ビルの地下に、そのバーはある。 　繁華街は、今日も噂話に花が咲いている。都市伝説から、街で発生した事故や事件の話。 　たくさんの噂が存在している。 …

この作品は「異世界転生奮闘記」や作者に対する誹謗を受け 精神的に吐き出す場所を作りたいと思って生み出した内容となります。 顔が見えない状態だから強気に出てるバカッターたちへの制裁…

創作と思い出の話

同じ小学校から行く子は一人もいない国立中学校になんとか合格した人見知りの柚子。 受験が終わってやっと遊べると楽しみにしていたのに、卒業を前に小学校が休校になってしまった。 や…

実家の近くの「万年桜」。 昔は、【春になっても花が咲いたことがないから、万年咲かない桜、略して【万年桜】。 今は、【いつでも花が咲いているから、万年桜】。 見に行く人も少ないこの…

　高校二年生の春。新学年となり満開に咲いた桜が散るいつもの通学路を主人公は親友である大野博光と共に歩き、学校へと向かう二人。今年は運がよく二人とも同じクラスとな他二人は教室へと向…

ある日エイミの要望で久しぶりにエルジオンへ顔を出したアルド達。 イシャール堂へ行くとザオルから合成人間の不穏な噂を聞く。 様子を見に行ってみるとそこにはあるはずの無いものを持つ合…

ある男の呪いは、花となって人の鎖骨に咲く——。 ダークファンタジーです。 花は刺青のように浮かび上がり、蕾はやがて花開く。理性が外れ、感情のままに、欲を満たすためだけに暴れる。…

高校を見つめる女子中学生を、彼は見えないところで見つめるしかなかった。 なぜなら、彼は変異体と呼ばれる化け物だったからだ。 桜がまだ咲いていないころ、彼はふたりのバックパッカー…

ある特殊体質な青年の些細な願望を綴るお話。

シングルプレイ用スマートフォンＲＰＧ「アナザーエデン　時を超える猫」の外伝風小説になります。 本小説は本編の第１部２5章クリア後のストーリー（第１部終了時）を想定した話となってい…

二０二０年12月 サボり気味 投稿した詩をポツポツだしたいですな

「梅は咲いたか～、桜はまだかいな～。 あ、ちょいなちょいなと。ハハハ、のっけから失礼しましたな。わたくしは、名前を梅村正夫と申します。梅ですぞ、桜ではございませんのでな」老人の語…

　ある朝、独り静かに珈琲店を営む老人の元に、一人の少年がやってきた。高潔な風情とは反対に、多感な時期を迎え人生に悩む少年は、老人を前に自分の心を一杯の珈琲に吐き出す。 　これは…

夏なのに、桜が咲いていた。 「私」は、びっくりして、見上げて――そして、桜の精と出会った。