「冬 春」を含む小説

───あの日、モノクロだった俺の世界が色鮮やかに輝いた─── 16人の少年少女が色々な事に挑戦するというお話。 登場人物 若葉理玖(わかばりく) 趣味はゲームと写真を撮ること。…

耽美主義俳句を詠みはじめて四年目の春を迎えました。Tumblrに投稿していたものを一部移植し、新作はこちらに投稿していきます。不定期更新です。

巡る四季を司る、四つの季節の司たち。 彼らは、司の証である丸鏡を、後の季節へ受け渡すことによって、世界に四季を巡らせていた。 けれど今年は、冬が春へと中々鏡を譲り渡さない――…

季節を育てる季節農家は不作に悩んでいた。 また春と秋がうまく育てなかったので、アレをやるしかない。 そういって春の箱に夏を、秋の箱に冬を詰め始める ↓前回の投稿↓ 『【速報…

春と夏と秋と冬。 僕が見た四つの季節の世界を 淡々と描いていきます。 拙い詩ですが ご覧頂ければ幸いです。

　雪の精霊であるセツの仕事は、冬の間に命を刈り取り、春を呼ぶこと。ある日、セツは赤いマントを羽織った女の子に出会う。女の子の命を刈りたくないと思ったセツは彼女を逃がそうとするが、…

小柄な体形で頑張り屋さんの暁　春はクラスの人気者だ。 根暗で孤立している俺、梨彗　逢冬にも気兼ねすることなく話しかけてくれる彼女のことが俺は好きだった。 ある日、俺は彼女に告…

季節の風景を切り取ったような、そんな短編。日々の一コマを切り取って描写していく。 すべてのお話しが大体数百字～3000字程度です。

　月城　冬馬（つきしろ　とうま）はこの春から高校２年生になる。 　小学生の頃に両親を交通事故で亡くしてから、ずっと実家で１人暮らしだ。 　けど、友人に恵まれて学校は楽しいし、１人…

洗濯物の匂いを嗅ぐたびに思い出す、一枚の札。 春すぎて　夏来にけらし　白妙の　 衣ほすてふ　天の香具山 なのに、彼女の顔と名前が思い出せない。 茫漠とした春の花曇りの空か…

ひとりぼっちのうさぎ、サクラ。ひょんなことから、初めてのお友だちができた。ちょっぴり変だけど、たのもしいユキがいつも助けてくれる。どうしてもユキに桜を見せたくて……。春を待ちわぶ…

春、欠片を落とす。 夏、欠片を拾う。 秋、欠片を集める。 冬、欠片を眺める。

春の桜。夏の花火。秋には紅葉を。そして冬には降り注ぐ雪を仰ぐ。 いろいろな季節の中で、いろいろな景色の中で、 たった二人の登場人物たちが紡ぐ物語。 景色や季節だけを思い浮か…

明日は誰にでも約束されてない。 出会いが多いほど別れも多くなる。 大切な人との思い出はちゃんと残ってるから。 少しでも勇気を持って生きたい。 春が軈て来て、またあの砂浜で…

春に出会い、夏は中々触れ合えなくて、秋には少しずつ近づいていく。 冬には縮まった距離も、春にはまた遠ざかる。 桜の少女は疲れ果てた男と会うたびに、小さい心をトクンと跳ねさせる。 …

五七五で語呂合わせや 漢字も自由に 文字で絵を描くように 散文詩を綴ります。 短歌では無いかもしれませんが 短歌集とさせて頂きます。

「俺」は青空の下、雪の中で暮らしている。概念の雪。冷たくない雪。仕事もある。雪の側に荷物が出現して、それを穴に埋める仕事。そういう風にして毎日過ごしている。しかし、荷物がどこから…

ウグイスの鳴く時、 　彼女は、 　死ぬ──。 　「私───が嫌いなんだ」 　真冬のある日、七瀬は少女と出会う。 　暖房が効いた病院。入院する予定になった…

いつかの『私』の話。