短歌集
jed
不実の果実
15十畝(とせ)
離れた相手と交叉る夜
金に釣られた女とか
思って見る也
違います
年頃息子に追い出され
眠れぬ夜に落ち合った
コンビニ塵(ゴミ)の
口合わせ
交叉る体はお互いに
半信半疑の探り愛
騙されたとの逢瀬でも
互いに感謝でお別れよ
一度切りの鉢合わせ
未練を拭えぬ男には
火照る身体も蒸せ帽と
叶わぬ夢見て儚きや
秘事の足袋コブクロと
戦地も日本も窮地だと
選挙行かない貧乏人
片親父の背中無き
良い人直ぐに死んじゃうと
真夏の海に溺れ冬
車の運転上手な孤
35で越え童貞は
良い言葉と言った友
偲ぶジッポを片手にし
灯す光は闇か文字
案ずる心がある限り
人は人智を超える民
馬鹿だと笑って暮らしてな
人想う心我にあり
この心をば失くさねば
我は千年生きる人
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